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競技人口が少ない種目なら日本代表や五輪出場も夢ではない!? “ワンチャン狙える競技”を探してみた

冬季で注目を集めたマイナースポーツは…

 では、冬季オリンピックで話題となっているスポーツで、マイナーなイメージのあるものはどうなのか。韓国の人気女優、パク・ボヨン似の美女と話題の藤沢五月など、“カー娘”たちが躍進中のカーリング。15世紀~16世紀にスコットランドもしくは北欧の国で始まったと言われ、“氷上のチェス”とも呼ばれているスポーツだ。世界ランキングで男女ともに1位の本場カナダでは約30万人の競技人口がいる。一方で、日本では約3000人程度。オリンピックの際には話題になるが、現実としては厳しい状況にあることがたびたび報じられている。日本カーリング協会のホームページで、全国でカーリングができる施設を数えてみると、全部で44か所。東京では明治神宮外苑アイススケート場、東大和スケートセンターの2か所のみ。近場に練習する場所がなければ、そもそもカーリングを始めることができない……。東北・北海道に施設が集中しているので、雪国のひとにはアドバンテージが高いスポーツと言えるだろう。  続いて、ボブスレーやスケルトン、リュージュなどのソリ競技はどうなのか。競技人口は合計約150人程度だが、いま日本の状況は苦境に立たされているらしい。アジア唯一の競技施設として長野市が運営してきた「ボブスレー・リュージュパーク(スパイラル)」が稼働休止に。ますます一般人ができる競技からは遠のいてしまうだろう。ソリ競技が盛んな欧米などに渡って、それでも頑張る覚悟があるならば……。  とはいえ、現在はオリンピックの真っ最中。ぜひ結果を残してもらい、これを機に日本でも競技人口が増えることを願っている。

年齢や身体能力に依存しない競技は!?

 ここまでは、競技人口が少ないとはいえ、どちらかといえば身体能力が必要なスポーツだった。年齢や体格にも左右される。では、おじさんが今からでも日本代表を目指せるものはないものか……。1984年、オリンピックのロサンゼルス大会の射撃競技にて金メダルを獲得した蒲池猛夫氏。当時48歳だった。現在、社会人や若者の趣味としてサバイバルゲームの人気が高まりつつもあるが、そこから本気で射撃競技のスポーツ選手として、世界を狙ってみるのもアリ!?  さらに驚くべきは、2012年のロンドンオリンピックで馬術の代表に選ばれたのは法華津寛氏。なんと71歳での出場だった。近年は華原朋美がテレビ番組の企画で馬術競技に参加するなど、注目度があがっている。  どちらの競技も日本ではマイナーだが、世界的に見ればオリンピックの正式種目に採用されるなど、メジャースポーツである。人生に遅すぎるなんてことはない。チャレンジしてみる価値は大いにある。

現実はそう甘くない…!?

 過去、日刊SPA!では「もぎたて女子アスリート最前線」という企画で、様々な競技の注目選手を紹介してきたが、なかにはマイナースポーツも含まれている。しかし、実際に話を聞いてみれば、もともと小・中・高と本気でスポーツに勤しんできた例が目立つ。  よって、「なんとなくワンチャンを狙う」というぬるい覚悟では、そもそも日本代表になることは難しいと言える。とはいえ、様々な競技を試してみれば、自分の未知なる適正が発揮される可能性もあるだろう。目指せ、日本代表! <取材・文/日刊SPA!取材班>
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