恋愛・結婚

「テラハ」に憧れて入ったシェアハウスでトラブル続出。1人の女子が男全員と…

「家賃助けて」とカラダの関係も!?

 さて、男女混合のシェアハウスといえば、気になるのは下半身事情ではないか。 「以前、月末になると同居人の男メンバーに『今月、家賃助けてくれる?』とカラダの関係に持ち込み家賃を払わせる女のコがいて……ハウス中の男ほぼ全員と関係を持っていたらしいんですよ。じつは、僕もそのひとりなんですが(笑)。しかもなぜか、いつ誰かが入ってくるかもしれないリビングルームでしたがるので困りました。もしかしたらお金に困っていたというより、そういう性癖だったのかもしれません」 シェアハウス そんな彼女は、他の女子メンバーの彼氏や弟にも手を出していたらしい。渋沢さんによると、何年か後に「じつはあのとき、バレなかったけどこうだったんだよ」という話を聞かされるのも“シェアハウスあるある”とのことだ。シェアハウス内での性行為は禁止されているところがほとんどみたいだが「バレなかったらアリ」という暗黙のルールなのだろうか?  シェアハウスだけに同居人を自分で選ぶことはできない。ときには、迷惑な輩が住んでいる場合も……。 「僕の隣の部屋のヤツが朝から晩までずっとヒップホップを大音量で流し続けるのでうるさくてたまらないんですよ!『いいかげんにやめてくれないか?』と注意をしたところ、『OK、フリースタイルMCバトルで勝負だ! リビングにみんなを集めな』って言い出して……」 シェアハウス 正直、付き合っていられない。みんなに迷惑をかけるのも嫌なので結局、自室に戻り耳栓をして寝たという。騒音を注意するのはディスりではないのに……自分の世界の中だけで会話されても困る。とはいえ、もしもMCバトルで勝利していたら、素直に聞いてくれたのか気になるところではあるが(笑)。 「シェアハウスで話の通じないヤツともいっしょに暮らすって、本当に大変だなとしみじみ思いますね。最近は、ひとり暮らしが恋しくなります」  なんとなく華やいだイメージのある“男女混合シェアハウス”での生活だが……思っていた以上に人間臭くて、楽しいことばかりではないようですね。<取材・文・イラスト/鈴木詩子>
漫画家。『アックス』や奥様向け実話漫画誌を中心に活動中。好きなプロレスラーは棚橋弘至。著書『女ヒエラルキー底辺少女』(青林工藝舎)が映画化。
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