恋愛・結婚

清純美少女とラブラブのつもりが…僕の存在は“ニンゲン以下”だった

僕の存在価値は彼氏やセフレどころか…

 清純そうな彼女が浮気なんてするものか……。真実であるはずがない。信じたい。でも心に引っかかる。そして、部屋にやって来たNさん。いつものように部屋でゴロゴロしながら、平静を装いつつ何気なく「僕たちって付き合っているよね?」と訊ねてみる。 「え? 付き合ってないよ~ん」  想像以上に軽い返事だった。ではなぜ、自分の部屋に遊びに来るのか。その答えを聞いてみたが……。 「彼女は美容マニアで週に2回ぐらいはSEXしないと肌の調子が悪くなるからだそうで……もう、なんだよそれと意味がわからず、言葉も出ませんでした」  その後、Nさんから延々と「体内のビタミンDやエストロゲンを活発にする効果があって、肌の生まれ変わりに良い影響を与える」というウンチクを聞かされたそう。とはいえ、それでもまだ信じられない。彼女にとって、自分はなんなのか……。ダメ押しに、Nさんがニッコリと微笑みながらこう言った。 「吉田くんとは、付き合ってはないけど、ありがたい美容液的存在だよ(はーと)美容液男子 彼氏やセフレどころか、美容液。思わず涙目になる吉田さん。あんなに頑張って料理を作ってくれたのも、決して好きだったからではなく、美容液を活性化させるためだったのだ!  Nさんに「もう、うちに来ないでくれ!」と別れを告げると、じつに呆気なく、本当に来なくなった。自分の勘違いとはいえ、しばらく落ち込んでしまい、立ち直るまでに時間がかかったという。その経験が忘れられず、吉田さんは30歳になった今でも、清純そうで色白もち肌な女性にはつい警戒してしまうんだそうです。<取材・文・イラスト/鈴木詩子> ― オレ史上最悪の恋愛体験 vol.6―
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