仕事

マネタイズ、ダイバーシティ…カタカナ語のイラッとする用例集

外資系企業なのに、英語が苦手な老害上司

ビジネスマン 一方、普段からカタカナ用語を多用する業界もある。そちらはそちらで別の悩みがあるようで……。 「外資系に勤めているので、上司が全員アメリカ人。英語堪能な若手に比べて、年配者は大した内容でもないのに通訳を求めてくる。  仕方なく対応するが、常識レベルのビジネス用語を和訳せずに伝えると、『日本人なんだから日本語で言え!』と怒りだす。元から外資系なんだから、英語くらい覚えればいいのに」(男性・40歳・金融)  社内で日常的に使う言葉さえ覚えようとしない中年社員たち。さらに、教えてもらう際には逆ギレして怒り出すというタチの悪さだ。これでは老害と言われても仕方がない。ムダに使うとイラッとされるカタカナ用語だが、業界によっては最低限の知識があっても損はないだろう。

タワマンを購入しようとしてイラッ

 中途半端なカタカナ用語にイラッとするのは、ビジネスの場に限ったことではない。 「タワーマンションを購入する際のことです。契約の最中に『ローンを組むため、支払い能力があるかどうかの“エビデンス”(証拠)を出してください』と年下のテキトーな担当営業に言われた。高額な買い物でもあるので、いつも以上にイラッとしてしまった」(男性・40歳・製造業)  今回は一世一代の買い物ということもあり、いつもならば気にならないようなところでイラッとしてしまったとのこと。前々から気になっていた担当営業の適当さも相まって、怒りに達してしまったようだ。 「カタカナ語を多用してなんとなく格好つけている男性がいて、『日本語で言えばいいじゃん!』とイラッとした」(女性・26歳・出版)といったように、ダサい姿は若手社員にもしっかりと見られている。使う相手や状況には、今一度ご注意を。<文/日刊SPA!取材班>
1
2
おすすめ記事