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居酒屋で太らないメニュー&食べ方。サラダもOKとNGがある

3:揚げ物にはレモンをかけるべし  居酒屋で唐揚げを頼んだ際に+αでしていただきたいのが「レモンをかける」ことです。 から揚げレモン 生のレモンにはビタミンCやクエン酸が含まれており、アルコールの分解を助けてくれます。そればかりでなく、揚げ物の消化も助けてくれるので一石二鳥の効果が得られます。  唐揚げにレモンをかける・かけない問題でよく議論になりますが、ぜひかけるべきでしょう。  また、レモン汁が無い場合は、同様に消化を助けてくれる「お酢」で代用しても良いです。味もサッパリして爽やかになりますよ。 4:キノコで血糖コントロールしよう  次にオススメなメニューは「キノコ」です。シイタケやエノキ、マイタケやエリンギ、シメジなど、低カロリーで食物繊維を多く含んでいます。  その為、脂質や糖質の吸収を緩やかにする効果が期待できます。バター焼きやホイル焼きでも良いですし、串焼きでも良いですね。  個人的にオススメなのが、特に食物繊維を多く含む「エリンギ」です。お腹ぽっこりが気になる方にも、是非選んで頂きたいと思います。 5:シメはワカメスープであっさりと  シメにオススメなメニューは「ワカメスープ」です。  居酒屋メニューは、こってりとして消化に負担がかかるものが多いです。そこで、水溶性食物繊維を含むワカメが入ったスープを飲むと、脂質や糖質の吸収を緩やかにする効果が得られます。  また、ワカメに含まれるアルギン酸には、コレステロールを下げる効果や動脈硬化予防の効果が期待できます。締めにワカメスープを飲んで、スッキリと仕上げましょう。  今回、居酒屋で注文する際のオススメメニューを管理栄養士の視点からご紹介させて頂きました。ぜひ取り入れていただきたいのですが、これらすべてを毎回カンペキに注文する必要はありません。  「今日は生キャベツを食べてみよう」「今日はレモン汁をかけてみよう」など、いいとこどりでOKです! できそうなことからムリなく挑戦してみてください。<文/川村郁子>
福岡出身のお酒や美味いもん好き管理栄養士。太っていたことがきっかけで栄養学に興味を持つ。病院栄養士を経験後、独立。現在は栄養専門学校講師や栄養ライターとして「食いしん坊でも健康になるコツ」を発信している。
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