55歳を襲う3つの経済難。年収が下がったところに教育費が直撃で…
次女の大学受験を控えて役職定年になったKさん(55歳・5人家族……妻48歳、長女18歳、次女15歳、長男10歳)の例を見てみよう。役職手当がなくなり月収45万円から36万円に。被服費は月1.5万円、娯楽費も8000円というつましい暮らしぶりだったにも関わらず、年収が減った直後、次女が大学受験に向けて塾に通うことになり教育費が増え、月12万円の赤字になってしまう。
奥さんがパートを始め収入8万円プラスと、保険や通信費の見直しでなんとか黒字に戻したものの、末っ子の長男の教育費や老後を考えると心許ない限り。
「ウチは贅沢してないから大丈夫」なんて家庭でも油断は禁物だ。
<55歳を過ぎると……>
・子供の教育費がカブる
・共働きが難しくなる
・親の援助が打ち切りに
・でも贅沢はやめられない
・老後資金が貯められない
【ファイナンシャル・プランナー 横山光昭】
家計再生コンサルタント。マイエフピー代表。家計の借金・ローンを中心に、盲点を探りながら抜本的解決、確実な再生を目指す
― 55歳の壁に潰される人 ―
―[55歳の壁に潰される人]―
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