恋愛・結婚

人妻との不倫、亭主にバレて腹を刺された男のその後

刺された影響で胃の半分を切除するはめに…

 入院中、毎日のようにやってきたのが、不倫相手の夫の母親。 「僕が傷害事件にしなかったことを恩に着ちゃっていて。さすがに自分が悪いのは自覚しているし、お婆さんに頭を下げられるのが本当にしんどかった」  退院後、相手夫婦は離婚。女性との関係はしばらく続いていたが、ほどなくして理由もなく解消した。 「事件関係なく、ただお互いに飽きた感じです。なんとなく連絡が密でなくなり、そのままフェードアウト」  しかし、一生忘れることはできないという。刺さったドライバーがかすかに胃を傷つけていたらしく、そこから腫瘍に。後年、たちの悪い胃潰瘍になって胃の半分近くを切除することになったのだ。 「食事に不便があるだけでなく、時々突っ張って非常に不快なんです。まぁ、因果応報と言われるでしょうね」  40手前にして油物は基本NG、酒量も大幅に減ってしまったIさん。大好物だった家系ラーメンを食べることもできなくなってしまった。とはいえ、何処かスッキリとした表情なのは、わかりやすい罰を当人から直接食らったからなのかもしれない。<取材・文/金井幸男> ― ダメ。絶対。恐怖の不倫体験! ―
編集プロダクション勤務を経て、2002年にフリーランスとして独立。GETON!(学習研究社)、ストリートJACK(KK ベストセラーズ)、スマート(宝島社)、411、GOOUT、THE DAY(すべて三栄書房)など、ファッション誌を中心に活動する。また、紙媒体だけでなくOCEANSウェブやDiyer(s)をはじめとするWEBマガジンも担当。その他、ペットや美容、グルメ、スポーツ、カルチャーといった多ジャンルに携わり、メディア問わず寄稿している。
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