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トヨタの新型『頭文字C』の実力はどうなのか?

 続いて新型クラウン。カローラスポーツとちがい、クラウンは正真正銘の国内専用モデル。日本の正しいオッサン用自家用車のみならず、タクシー、ハイヤー、パトカー、はたまた覆面パトカーとして、王道を爆走してまいりました!  が、もともとオッサン向けだったため、ユーザーの高齢化も早く、すでに15年も前から、積極的な若返り策を展開しております!
トヨタ3C

ユーザーの若返りが至上命題の新型クラウンからは開発陣の苦悩が感じられます。といっても、70代間近のユーザーが50代になれば十分っていう若返りではありますが

 が、その効果がサッパリ出ない。先代クラウンなんぞ、グリルをイナズマ型にしても、ショッキングピンクの限定車を出しても、高齢化が止まらなかった。  そこで今回の新型は、ニュルで鍛えました! ニュルとはニュルニュルしてるタコとかのことではなく、ドイツのニュルブルクリンクサーキットであります。新型クラウンは、そこで走りを鍛えたのであります!
トヨタ3C

<CROWN>日本を代表する高級車クラウンは、1955年に誕生し、これで15代目。有名なキャッチコピー「いつかはクラウン」は7代目。ハイブリット2モデルと2リッター直噴ターボの3モデルをラインナップ。460万6200円~

 が、ここでもまた痛恨事が。若い層はニュルを知らない! ねるじぇらも知らない! バカなのかもしれません。でもアルファードやヴェルファイアは知っています。無念。  そして最後に残ったのが、新型センチュリーであります!  こちらは、一切若返り策を打っておりません! なにしろ存続の第一目的は御料車。皇室に納入し、天皇陛下をはじめとする皇族方の移動の足となることでございます。
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圧倒的な存在感を放つ新型センチュリー
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