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ドラマ『ハゲタカ』で綾野剛の株が大暴落!? “半沢直樹もどき”が痛々しい

今さら「我々がホワイトナイトになる!」の半端ない死語感

 ただ、賛否はあるものの視聴率は10%前後を推移。ドラマ冬の時代にあって健闘しているという見方もできるが、綾野剛以外にもツッコミ所は満載だという。 「高嶋政伸との対決で、『我々がホワイトナイトになる!』と高らかに宣言されても、『いつの時代の話だよ、ホワイトナイトって10年振りに聞いたわ……』って拍子抜けしてしまう。たぶん、時代設定が一番やっちゃいけない、風化しきれてないとこなんだと思う。もっと古い時代のことなら時代劇として受け入れられるけど、今、『ホワイトナイト』とか『ゴールデンパラシュート』とかが、一番キツイ。まあ、高嶋政伸の怪演が面白いから見てますけど」(40歳・出版)

 『半沢直樹』の続編をやらないのは誰もが不思議に思うことだが、物語を進ませると上述されたようなリスクが生まれるからと考えれば、合点がいく。  つまり、“サラリーマン時代劇”にとって、大きなポイントは時代設定。その絶妙な設定をクリアした原作ネタが尽きたため、10年振りに『ハゲタカ』が引っ張り出されてきたという見方もできる。10月からはサラリーマン時代劇の金字塔『下町ロケット』(TBS系)の続編が満を持して放送される。この点でも『ハゲタカ』は、サラリーマン時代劇がまだヒットするかどうかの試金石となるのかもしれない。〈取材・文/日刊SPA!取材班〉
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