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「大切なのは体重よりも血糖値」糖質制限の達人が明かすダイエットの本質とは?

リアルタイムで血糖値をハックする

 ダイエットといえば、体重計の数字が一番気になるものです。しかし、ここまで述べてきたことからわかるように、本質的には「体重よりも血糖値」を気にするべきだと僕は考えます。  血糖値の測定というと、だいぶハードルが高く感じてしまうでしょうね。これまでは指先に針を刺して採血するタイプの機器が主に使われていました。毎回毎回、指先に針を刺して血糖値を自己測定するのは大変です。  そんな中、2017年に革新的な測定ガジェットが発売されました。「フリースタイルリブレ」という測定器で、腕に装着すると2週間くらい血糖値のリアルタイムな変化を測ることができます。数字の変化はリーダーで読み取ることができ、集積されたデータはパソコンで管理することも可能です。
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フリースタイルリブレを二の腕に装着した金森氏。2週間ほど血糖値のリアルタイム測定が可能となる

 もともとこの機器は、糖尿病の患者さん向けの血糖測定器として開発されたもの。使い方はいたって簡単で、二の腕に500円玉ほどのセンサーをつけて、スマホ型のリーダーで数値を読み取るだけ。服の上からでもOKです。  センサーによってグルコースが連続的に測定されているので、食事中でも運動中でも24時間、リアルタイムで血糖値が把握できるようになります。  やってみてわかったのですが、これが本当に面白い。「なにを食べたら、どれくらい自分の血糖値が上がるのか」が可視化されるので、意外な発見の連続なのです。「おかきを一個つまんだだけでも急上昇した」「ハイボールはいくら飲んでも血糖値に大きくは影響しない」」「同じものを食べるとしても、ゆっくり食事するのと急ぐのでは結果が違う」――こうした経験は食生活の見直しにかなり役立つことになるはずです。
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得られたデータはパソコンで閲覧可能。

 糖質制限にしても、フリースタイルリブレにしても、僕が身をもって実行しているメソッドは非常に効果的でダイエットを目指す方の指標になると自負しています。自分だけの知識で終わらせてはもったいないので、友人知人から希望者を募って、一緒に実践するグループを作っていたりします。僕は、この輪をもっと広げていって、大きなコミュニティを作っていきたいと考えています。  たとえば、フリースタイルリブレを数百人規模で装着して情報を共有できるコミュニティができたら、ダイエットの常識は一変すると思ってます。あらゆる食材、料理について血糖値との相関データがどんどん集まっていくわけですから、「食べていいもの/ダメなもの」の線引がクリアになっていく。たとえば「白ワインと赤ワインでは白ワインのほうが糖質量が多いけど、実際に血糖値を測ってみたら白ワインのほうがおすすめなんじゃないの?」とか。  日々アップデートされていく「糖質制限の集合知」を作り出すことができるのです。そんなオンラインサロンを主宰できたら面白いと思ったことが、本連載を始めた動機だったりします。  糖質制限のちょっとした食事のコツやメニュー、レシピの情報、フリースタイルリブレの使い方についてなど、皆でダイエットの士気を高めながら、楽しく実践していければいいと思っています。  糖質制限ダイエット大会をSNSを使いながら企画しても面白そうですね。オンラインサロンの詳細はまだ未定ですが、ツイッターでも情報をアップしていきますので、ぜひフォローしてみてください。 ●著者プロフィール 70年生まれ。東大法学部卒業後、フリーター時代に1億円超の借金をつくる。不動産会社に就職後、29歳で行政書士として脱サラ。現在は不動産、建築、医療法人など年商100億円の企業グループオーナー、ビジネスプロデューサー。ツイッターは@ShigekiKanamori
企業グループオーナー。作家。断糖高脂質食で30㎏以上の減量に成功。現在は健康長寿の人類学研究に勤しむ。著書『運動ゼロ空腹ゼロでもみるみる痩せる ガチ速”脂”ダイエット』『120歳まで元気に生きる 最強のサプリ&健康長寿術』。ツイッター@ShigekiKanamori

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