仕事

人前で話してもビビらない! 自分に自信を持つのに必要な2ステップ

クライアントが激変したワケとは?

   治療院を営む私のクライアントは、最近自分のお客さんに「ありがとう」「あなたの施術をもっと受けてみたい」「あなたと出会えて良かった」「もっと色々と知りたいので語り合いたい」「考え直すキッカケが見つかりました」「何だかホッとする……」と評価されることが多くなったそうです。こうした経験をする度に、彼はますます自信を深めています。  彼はお客さんに評価されるようになるまでに、「第一の自信」である自分の信念を知るステップを着実にこなしていました。それは人生について、仕事について、お金について、人間関係について、自分の中にある様々な「AはBである」という信念をただただ掘り起こして、記録していく地道な過程です。しかし、その地道な作業を繰り返し、発見した信念に基づいて接客するようになったからこそ、「他人に認められる」という劇的な変化が起こります。  確かに人間は認められることで劇的に成長します。このクライアントさんはついひと月前にも何人かのお客さんに「別人ですか?」と驚かれる経験をしています。「自分も少しは変われたかな? 成長できたかな?」と自覚が始まった時に、それを人に評価されると「やっぱり自分がやっていることは間違い無いんだ」と認識が深まります。これこそが世間一般でいわゆる「自信」です。  私たちは「認められたい」「褒められたい」という本能があります。そのせいで一足飛びに「認められること」だけを欲してしまいますが、その前にまず自分で自分を認めてあげなくてはなりません。ぜひ自分のことを振り返り、自分が知っていることをもっと知ろうとしてみて下さい。徐々に自分の発言が変わり始め、周りの人に「なるほど。そうかもしれないな」と頷いてもらえるようになってきます。 佐々木
コーチャー。自己啓発とビジネスを結びつける階層性コーチングを提唱。カイロプラクティック治療院のオーナー、中古車販売店の専務、障害者スポーツ「ボッチャ」の事務局長、心臓外科の部長など、さまざまな業種にクライアントを持つ。現在はコーチング業の傍ら、オンラインサロンを運営中。ブログ「星を辿る」。著書『人生を変えるマインドレコーディング』(扶桑社)が発売中

人生を変えるマインドレコーディング

人はなぜ続けることができないのか? 続けるには「信念」が必要だ!

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