年収300万円以下に転落したバブル世代の特徴。30代までは安定してたのに…
人材育成コンサルティング企業を営む前川孝雄氏も、一時期のフランチャイズブームを引き合いに出して、彼らの認識不足を指摘。
「早期退職金でフランチャイズを始める人は少なくないものの、本部の支援があっても経営未経験者がいきなりうまくいくはずがない。経験値を賢く生かす視点が乏しすぎる。入社時から意識を時代に合わせて変換できていないのです」
根拠のない自信だけで野に飛び出せば、転落するのは必定。
「それでも非正規を転々としながら、5年たっても10年たっても戸惑い続けている。一度、“なんとかなる時代”を知ってしまったが故の根深い問題です」(藤田氏)
先人の失敗を参考に、30代・40代はくれぐれも油断なきように。
【藤田和恵】ジャーナリスト
北海道新聞社会部記者を経て’06年よりフリーに。東洋経済オンラインにて「ボクらは『貧困強制社会』を生きている」を連載中
アンケート協力/エコンテ
― 転落する50代の共通点 ―
―[転落する50代の共通点]―
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