26年間乗り続けているマツダAZ-1、R32 GT-Rへの回帰…「懐かしカー・オーナー」のリアル
1962年東京生まれ。慶大法卒。編集者を経てフリーライター。『そのフェラーリください!!』をはじめとするお笑いフェラーリ文学のほか、『首都高速の謎』『高速道路の謎』などの著作で道路交通ジャーナリストとしても活動中
かくいう私の現在の愛車も、’87年製のフェラーリ328GTSです。328を買ったのはこれが3台目で、初恋のクルマに舞い戻ってきたような感じですが、今になってなんともいえない安らぎを感じます。
40代で328に乗っていた時は、「やっぱりもうちょっとすげえフェラーリが欲しいなー」とか思ったものです。まだ枯れ切ってなかったんですね。
でも今はもう吹っ切れました!「あー、自分はこれに一生乗ってりゃそれでいいんだ」って。もうキョロキョロする必要はない、このまま年をとればそれでいいのでとてもラクです。年金のようなものですね。お金だってかかりませんヨ! なにしろあんまり乗らないので消耗しないし、汚さないから手入れもいらない。おおむね眺めてるだけでいいんです。ラクだな~!
【結論】
カーマニアの高齢化の影響もあり、最新のクルマへの関心は下がる一方ですが、懐かしカーとなると、途端にみんな食いつきます。懐かしカーはカワイイ存在なので、一般人からも愛されるのもステキです
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