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ソフトバンクがヤバい!? 通信障害より深刻なトラブルが、上場直前に続々

 実際、12月10日には国内携帯キャリア3社がファーウェイ及び同じく中国の通信端末大手ZTE(中興通訊)の通信機器を排除するとの報道が流れ、翌11日にはソフトバンクが「政府方針に準拠」するとのコメントを出している。10日に日本政府は中央省庁や自衛隊が使う通信機器の調達に関する指針を取りまとめ、事実上ファーウェイとZTEの排除を決定したため、SBもファーウェイの基地局採用や実証実験を取りやめる可能性が濃厚なのだ。  こうしたファーウェイショック直後に発生した通信障害でSB社内は大混乱に陥ったという。 「上場直前に売り出し価格を引き下げるためにサイバーテロを仕掛けれられのか? ないしは、『PayPay(ペイペイ)』の影響か?という噂も流れました」(SB社員)  PayPayとはSBとヤフーの出資で12月4日にサービスインした電子決済サービス。期間限定で支払額の20%を還元する大キャンペーン中のため、初日からシステムエラーが発生。こうしたPayPay効果による通信過多で6日の通信障害が起きたのか?と社内で囁かれたのだ。が、最も実害を被ったのは証券会社だろう。 「通信障害後、IPOに応募された投資家さんから問い合わせが殺到し、申し込みのキャンセルも出ています。そもそも、SBの売り出し価格(12月10日に1株1500円に決定)は割高。企業価値の評価指標であるEBITDA(営業利益+減価償却費)を基に算出すると、ドコモとKDDIの株価がEBITDAの5倍なのに対して、SBは7倍近い。業界平均の5倍で計算したら1株1000円程度が妥当なところなのです。SB経営陣には1株623円でストックオプションが付与されていることを考えても、1500円は高すぎる。上場後には公募割れしてクレームが殺到するのでは?と不安の声も漏れています……」(証券関係者)  ソフトバンクの苦難はまだまだ続く……かもしれない。 ★サウジアラビアとの10兆円ファンドも黄信号 10月に発生した在トルコ・サウジアラビア領事館での記者殺害事件もSBの親会社ソフトバンクグループにとっての不安材料。孫正義会長は記者殺害を指示したとされるサウジのムハンマド皇太子と「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」なる10兆円ファンドを設立したが、事件を受けてサウジマネーを嫌気する投資先が出てくると言われている 取材・文/週刊SPA!編集部 写真/AP/アフロ ※週刊SPA!12月11日発売号「今週の顔」より
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週刊SPA!12/18号(12/11発売)

表紙の人/ SKE48

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