仕事

シングルマザーとのデート代捻出のため、毎日貧乏メシ…低所得おじさんの絶望

「月の手取りは約20万円。贅沢しなければ暮らせますが、それは普通以下のレベルでの話。去年甥っ子が結婚式を挙げたんですが、ご祝儀と交通費を出す余裕がなく、親族なのに欠席しました。ちっちゃなプライドかもしれませんが、人から貧乏だと思われたり、それを同情されたりするのも嫌なので」  交際中の3歳下のシングルマザーは看護師で、年収は丹野さんより200万円多いとか。 「その差が気にならないといえばウソになりますが、彼女は子供が2人いて生活水準は僕とほとんど大差ない。お互い再婚の意思もないですし、そこは割り切って付き合っています」  食事やデートなどはワリカンだがその費用を捻出するため、一日1食はふりかけご飯にキムチだけの貧乏メシと決めている。 「食事なんて腹に入れば一緒。ただのエサです。偏った食生活なので健康面は少し心配ですけど、今のところは問題ないし、なんとかなるかなって。それに食費を削ったおかげでデート代だけではなく、今ハマっているゲームアプリの課金代も確保できますしね(笑)」
[低所得おじさん]の絶望

ゲームアプリの課金画面。ここに平均月1万円、贅沢して2万円つぎ込む月もあるというが、ほかに使い道がいくらでもあるだろう

 その課金を我慢すれば、甥の結婚式にも出られた気もするが……。 <取材・文/週刊SPA!編集部 アンケート/エコンテ> ※週刊SPA!3月26日発売号「[低所得おじさん]の絶望」特集より
1
2
週刊SPA!4/2号(3/26発売)

表紙の人/ 日向坂46

電子雑誌版も発売中!
詳細・購入はこちらから
※バックナンバーもいつでも買って、すぐ読める!
おすすめ記事