恋愛・結婚

出来心の不倫で妻が豹変「お腹の子と飛び降りて死んでやる!」

「泥棒猫!」なんてドラマのセリフだと思ってた

「妻の里帰り先には2週間に1回様子を見に訪れていたのですが、ある日突然『不倫しているでしょ』と具体的な日時まで添えて問いただされたので驚きました。前日に『これからそっちに行くよ~』『うれしい! 待ってる!』なんていつも通りの会話をしていたので……。唐突過ぎて驚いたこともあり、つい『不倫は事実だ』と認めてしまったんです」  認めつつも、たった3か月の間だけの出来心であることや、これからは不倫相手と二度と会わないことを懸命に説明し、その場では妻の怒りはなんとかおさまったように見えたのだが……。 「いったんは生まれてくる子どものためにとムリヤリ納得したものの、僕が東京に帰ったあとにどんどん精神的に追い詰められていったみたいで……毎晩電話する度に『今からお腹の子と飛び降りて死んでやるから!』とわめきながら、電話越しに階段を上る音をわざと聞こえるように鳴らすんです。普通に会話していたと思ったらなんの脈絡もなく『飛び降りる!』なんて言い出すので、電話している間は常に地雷を踏まないように言葉を選んで話すので大変でした」 飛び降り そんな風に、妻に気を遣いながらも毎晩電話では必死に妻の機嫌を取ったり、地雷を踏まないようにしたりしていた佐々木さんだが、それでも妻は突然爆発することがあったという。 「そろそろ僕の不倫騒動も風化したかな……なんて思っていた頃、臨月を迎えた妻が『あの泥棒猫に伝えて! 東京に戻ったらあなたを相手に裁判を起こしてやるって!』と繰り返し繰り返し言うんです。泥棒猫、なんて古いドラマの中でしか聞いたことがないのでびっくりしました。もうなんだかそんな妻の姿を見るのもうんざりしてきて、ずっと連絡を取っていなかった不倫相手に『妻が裁判を起こすと言っている』ことを伝えるという大義名分で会うようになり、彼女との関係が復活してしまいました」  元はといえば、佐々木さんが悪いのだが、妻のあまりの豹変っぷりに一度は終わらせた不倫関係が復活してしまうというまさかの事態に。まさに本末転倒だが、裏切られた妻の気持ちもわからなくはない気も……。それだけに信頼していたパートナーの裏切りは人を豹変させるということだろうか。<取材・文/穂高あんず> PROFILE【穂高あんず】 不倫研究家。何故か既婚者に口説かれる事が多いことから不倫男たちの生態と戦略について研究している。Twitter:@anzuhodaka
不倫研究家。何故か既婚者に口説かれる事が多いことから不倫男たちの生態と戦略について研究している。
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