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東京五輪穴場競技ベスト10。早めにチケットを買うべきは…?

7~5位

【7位】フェンシング・フルーレ女子団体 初めてでも楽しめる度:★ 現地で観戦できそう度:★★ メダルが見られそう度:★★★★ 五輪の思い出になる度:★★★★ 「太田雄貴会長め……」と唇を噛むような気持ち。日本フェンシング協会会長に就任した太田雄貴さんは、旧態依然としたスポーツ界に新しい風を吹かせ、まさに革命的にフェンシング界を前進させています。昨年末の全日本選手権は演劇場である東京グローブ座で開催し、即完売のプラチナチケットとするなど、フェンシングを「魅せる」スポーツへと飛躍させています。  日本勢も男子エペでワールドカップ団体優勝を果たしたり、ジュニア女子フルーレ団体が世界選手権準優勝を遂げるなど、競技力もますます伸びているところ。「五輪だなー」という雰囲気もありますし、装備をつけた剣士の姿はかっこよく、日本女子には若き美女剣士がズラリ。数年前は選手の家族が埋めていたスタンドですが、「観客」が集うメジャー穴場となりそうです。太田会長就任以降、現地で観戦できそう度がどんどん下がってきている気がします!  日程としては柔道、競泳が主に行なわれる大会前半に開催されますので、柔道・競泳に申込みつつ、それが外れた場合の第2希望としておさえておくといいのではないでしょうか。なお、動きが早すぎて、慣れるまではどっちが勝ったんだか自分の目ではよくわかりませんので、まずは「雰囲気を楽しむ」という意識でお願いします。 【オススメのセッション】 7月30日(木) 9:00 – 16:45 女子フルーレ団体 【6位】トランポリン 初めてでも楽しめる度:★★★ 現地で観戦できそう度:★★★ メダルが見られそう度:★★ 五輪の思い出になる度:★★★  あらゆる面で「そこそこ」の満足感を味わえそうなバランスのいい穴場。競技としては、トランポリンで跳んで、空中で実施する技の美しさを競うものですので、勝った負けたはわからないかもしれませんが、「うわー、クルクルまわってすごいなー」という楽しさは味わえるはず。  ここ数大会、日本勢は入賞圏内で奮闘しており、その意味ではメダル争いもワンチャン期待して見守ることができますし、何よりも東京五輪に向けて新設される有明体操競技場での観戦となるのが素晴らしい。体操は見られなかったとしても、同じ会場で内村航平さんや白井健三さんの残留気配を感じることができたら、「五輪だなー」という気持ちを味わえるのではないでしょうか。  狙うなら2018年の世界選手権で5位に入った森ひかりさんが出場を目指す、7月31日(金)の女子個人のほうでしょうか。若い女子がクルクルしているのを見るのは、勝ち負け関係なく楽しいはずです。なお、広い意味で「体操」のくくりではあるので、「五輪で体操を見てきたよ!」と言ってもウソにはならないのも好材料です。 【オススメのセッション】 7月31日(金) 13:00 – 15:25 女子個人予選・決勝 【5位】セーリング・女子470級 初めてでも楽しめる度:★ 現地で観戦できそう度:★★★★★ メダルが見られそう度:★★ 五輪の思い出になる度:★★★  江ノ島ヨットハーバーで開催されるヨット競技。夏、海、江ノ島、ヨット、夏のお出掛けとしての雰囲気は最高です。現地観戦についても、チケットを取れるかどうかは未確定ですが、広い海岸のどこかから沖にいるヨットを見ることは確実にできます。  ただ、沖で何をやっているのかは正直よくわかりません。沖過ぎてヨットが見えませんし、どのヨットが1位で、どのヨットがビリなのかもよくわからない。実際に観戦に行った際には「フリーのアプリで、船の位置がGPSでわかるから、それで見てくれ」と言われました。現地でスマホとにらめっこしたあの夏。結局モニターやテレビを見るなら、家で見ても一緒なんじゃないか説も…。  日本勢では史上初めて世界選手権での金メダルを獲得した、女子470級の吉田愛・吉岡美帆組に注目です。8月5日(水)が女子470級のメダルレースと表彰式ですので、そこに合わせてフラッと江ノ島に行けば、五輪気分も夏気分も味わえること間違いナシ。最悪でも江ノ島観光はできるのですから、楽しい夏の日になるはずです。 【オススメのセッション】 8月5日(水) 14:30 – 16:50 男女470級メダルレース
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