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東京五輪穴場競技ベスト10。早めにチケットを買うべきは…?

4~2位

【4位】近代五種 初めてでも楽しめる度:★★★ 現地で観戦できそう度:★★★★ メダルが見られそう度:★ 五輪の思い出になる度:★★★★  一日で水泳、フェンシング、馬術、ランニング+射撃(レーザーラン)を行なう詰め合わせセット商品のような競技。いろいろな種目を1枚のチケットで観戦できるので、記念写真もバラエティ豊かになるでしょう。近代五種を「五輪以外で見る」ことは一生ないと思いますし、周囲の人も「それはオリンピックっぽいですねぇ…(とりたてて羨ましくはないが)」と思い出話を聞いてくれるはず。  日程としては、サッカーや野球など団体種目のメダルマッチが行なわれている日取りとなります。世間の注目、チケットの申し込みは当然そちらに集中すると思われますので、ズバッと裏を狙えばスンナリチケット確保もあるのではないでしょうか。会場も東京スタジアムということで席数にもゆとりがありますし。  日本勢のメダルを期待するのは極めて難しいと思いますが、女子には才藤歩夢さんという美女アスリートとして注目を集める存在もいますので、8月7日(金)の女子決勝を狙ってみるといいかもしれません。「近代五種を現地で見るのと、女子サッカー決勝、女子バレーのメダルマッチをテレビで見るのとどっちがイイか」という点は、各自ご判断いただければと思います。 【オススメのセッション】 8月7日(金) 14:30 – 20:30 女子個人 【3位】飛込・10メートル高飛込 初めてでも楽しめる度:★★★ 現地で観戦できそう度:★★★ メダルが見られそう度:★★★ 五輪の思い出になる度:★★★  10メートルの高さの飛込み台から入水し、空中で繰り出す宙返りなどの技の難しさと、入水の美しさを競う種目。技の難度や計算方法はさておき、「飛び込んだときのしぶきが小さいほうがイイ」というポイントさえ押さえておけば、演技の良し悪しは何となくわかります。  会場となるのは今大会に向けて新設される東京アクアティクスセンター。とにかく10メートルの高さから人間がプールに飛び込むさまは、すごい迫力。また、競泳と同会場ということで、競泳で使ったプールを会場内で見ることができるのも地味にポイントが高いでしょう。「あそこで、あの感動のメダルが生まれたんだなぁ…」などと記念撮影もはかどるはず。  中国が圧倒的に強い種目ではありますが、日本勢では男子の玉井陸斗さんが2019年の全日本選手権を史上最年少となる12歳で制しています。何と中学1年生!ここから1年でどれだけ世界のトップに迫ることができるか、期待を込めて見守りたい穴場です。 【オススメのセッション】 8月8日(土) 15:00 – 16:30 男子10m高飛込決勝 【2位】カヌー・スラローム 初めてでも楽しめる度:★★★★ 現地で観戦できそう度:★★ メダルが見られそう度:★★★ 五輪の思い出になる度:★★★★  急流をくだりながら、定められたゲートを通過してゴールタイムを競うカヌースラローム。日本勢ではリオ大会の銅メダリスト・羽根田卓也さんが有名な競技です。東京大会では葛西臨海公園の隣接地に国内初の人工コースを作って実施されます。新設の会場、人工の急流、それを見るだけでも特別な体験となるでしょう。  試合自体も基本は川下りですし、ゲートを通過するときに「ゲートの棒」に触れてしまうと勝負を分けるミスとなるので、素人目線でもわかりやすく、観戦しやすい種目です。伝統的な競技でもあり、五輪以外ではまず見る機会がないものでしょうから「五輪を見たなー」という満足感も高いはず。  羽根田さんが出場を狙う男子カナディアンシングルは、7月27日(月)の開催。裏では体操の男子団体決勝が行なわれる日ですので注目はそちらに向きますし、そもそもカヌースラロームのなかでもカヤックという別タイプの種目があったりするので間違える人もいるはず。バランスのイイ穴場です。 【オススメのセッション】 7月27日(月) 14:00 – 16:45 男子カナディアンシングル準決勝・決勝
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穴場種目第1位は?
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