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若者の間でおじさんアイテム“フィッシングベスト”が流行中!? 一体なぜ?

おじさんは着こなせるのか?

 さて、そんな出自はともかく、気になるのは「で、どう着るのよ?」ってところですよね。これが若者ならまだしも30過ぎのおじさん(※筆者は34歳。まだまだ“おにいさん”だと言い張っているけど)がフィッシングベストを着ていたら、近所のおばちゃんにも「これから釣りですか? 天気が良いものね、オホホ」なんて言われかねません。  そんな不安要素をてっとり早く解消し、もしも着こなしに挑戦するならば、「シャツと合わせる」のがいいでしょう。
フィッシングベスト

画像は、「WEAR」より

 その理由は、そもそも「シャツを着て、誰が釣り行くねん」って言い返せますからね(笑)。ともあれ、もうひとつ重要なポイントは「ボトムは細身に限る」。  フィッシングベストは比較的ゆったりしたシルエットなので、ボトムまでゆったりさせると全体のバランスを取るのが極端に難しくなる。スッキリとしたボトムを合わせればメリハリが利き、街着感も出る。  ゆったりとしたカーゴパンツだと、上下がポケットだらけで「人間リュックサック」になってしまうので絶対にNGでしょう。

先入観をなくせば、使い勝手の良いアイテム

 クセのあるデザインから、着こなしが少々難しく感じられるかもしれないフィッシングベスト。しかし、そのディテールは凝ったものが多く、おじさんという先入観をナシにして見れば、パンチがあって、非常に使い勝手も良いアイテムと言えます。  また、手ぶらで歩けて、「安い」ってところもポイント。  一部のハイブランドは除外しますが、釣具屋で売っている昔ながらのガチンコモデルなら3000円前後。セレクトショップで扱われている、ちょっとオシャレにアレンジした物でも10000円程度で手に入るのだから、バッグを買うよりも安い。  これから夏本番を迎え、そのとき一般層まで流行っているのかどうかは現状未知数でもありますが、もしも街でフィッシングベストが本当に定着していた際には、おじさんでも挑戦してみる価値はあるかもしれません。<文/今井諒>
1985年生まれの33歳。メンズファッションブランドディレクター。かつて若者たちから絶大な人気を誇ったメンズカルチャー誌『men's egg』にてモデルを務める傍ら、19歳で衣料品生産請負会社へ入社し、ファッション業界へ飛び込む。以後は自身のブランド「blutenblatt(ブリューテンブラット)」を設立し、2008年に独立。現在はメンズファッションを中心としたセレクトショップ「A.R.K ONLINE STORE」運営のほか、特許を取得した世界初の変身帽子ブランド「マスクヘッズ」の主宰を務める。プライベートでは二児の父となり、“イケてる親父”を目指して仕事に育児に奮闘中!
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