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「普通の仕事は出来ない」ギャラ飲みでお金の代わりに失ったもの

「普通の仕事は出来ない」ギャラ飲みのプロに…

 ほとんどの人がお小遣い稼ぎのつもりだろうが、「本職がギャラ飲みになってしまいました」という夏花さん(31歳・仮名)は全盛期はギャラ飲みだけで月100万近い収入があったそうだ。 「もう5~6年やってますが、最低でもご飯と飲みに付き合って1万は貰えます。時間は2時間ぐらいかな。延長入ったらプラス1万とか貰えるし、カラオケやボーリングで盛り上げたらチップくれたり……。1日4~5万行くこともザラでした。だから変にキャバクラで営業頑張ったり、派遣のキャバクラ行くより簡単なんですよね」(夏花さん)
ギャラ飲み

豪華な食事や高級レストランにいる写真は「インスタ映え」もする

 20代半ばの頃からストレスもなく順調に稼ぎ続けてきた彼女だが、ここ数年で収入が激減してしまったという。 「ギャラ飲み女子の低年齢化というのか、私が老いたというのか……。幹事が出来るタイプの人じゃなきゃ正直呼ばれる案件はどんどん減っていきますね。募集の時点で20代限定とか、25歳まで限定なんていうのも多くなってきて。前なら断られることなんてなかったのに、最近はそんなにギャラ飲みがまわってこなくなりました。いつまでも出来るものじゃないなぁと実感してます。でも今さら普通の仕事もキャバも嫌だなって」(同上)  彼女は容姿に優れ、礼儀も正しければノリも良い。年齢も言わなければ20代で通せるだろう。それでも案件が激減した原因には何があるのだろうか。 「年齢はまぁごまかせなくはないけど、でもやっぱり本物の20代には敵わないですよ。肌のツヤとか、化粧のノリとか。あと、ギャラ飲みをしている男性の中でも羽振りのいい人達は目が肥えてる。顔やスタイルが良いなんて当たり前でそれプラスアルファで、自分で仕事をしている人とか、たとえば、女医とかに食いつきがいいですね。ギャラのためってより、人脈作りのため、みたいな子。私みたいにギャラ飲みが本職みたいな……自分で言うのも悲しいですが“中身のないタイプ”は、いずれ淘汰されてしまうのかもしれません」(同上)
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自分を見失い、大学を何度も留年
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