タワマン低層階は高層階より健康に悪い?意外な病気リスク
温湿度対策でエアコンを全開にすれば、次は別のカビのリスクが。
「喘息を引き起こすアスペルギルスなどのカビが潜んでいます。清掃を怠ったエアコンを使えば、カビを部屋中に拡散することに」
さらに、カーペットにも喘息の病原体が。「カーペットは、カビやダニの温床地帯です」(環境衛生コンサルタントの松本忠男氏)
やはり小まめな換気と掃除こそが、健康を守る基本なのだ。ということは、タワマン高層階のズボラ住民よりは、低層階でもエアコンやカーペットをきちんと掃除する人のほうがリスクは低いとも言えそうだ。
□ 周囲を自室より高い建物に囲まれている
□ フィルターを掃除していないエアコンの使用
□ カーペットを敷きっぱなしにしている
【上郡清政氏】住環境アドバイザー
住まいの権代表。1078軒の家を見てきた家づくりの達人。自身が住む家の情報も発信。著書に『「病気にならない家」6つのルール』(KKベストセラーズ)
【大谷義夫氏】呼吸器内科医
池袋大谷クリニック院長。日本アレルギー学会指導医。夏型過敏性肺炎の症例を多く診察。近著に『医師が教える「1日3分音読」で若くなる!』(さくら舎)
【松本忠男氏】環境衛生コンサルタント
日本ヘルスケアクリーニング協会代表理事。医療・介護・清掃関連企業に掃除のノウハウを提供。著書に『健康になりたければ家の掃除を変えなさい』(扶桑社)など
<取材・文・撮影/週刊SPA!編集部>
※週刊SPA!6月18日発売号「病気になる家の特徴」特集より
ここも注意! 危険リスト
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