「学校は必要か問題」才能ある人の意見が参考にならない理由/ひろゆき
― 僕が親ならこうするね<ひろゆき> ―
少子化や教育絡みの話を聞かれることが多くなってきた昨今ですが、SPA!さんも同じようで、連載が教育関連にリニューアルされるという急展開になっていたりします。教育関連の話でいうと、最近は“学校に行く必要があるのか問題”が話題です。
そもそも、子どもが「学校に行きたくない」と感じるのは普通ですよね。学校って「やりたくないことも、できるようになる」のが目的の一つですし。んでも、学校に行かず特定の学科をマスターしたり勉強ができたとしても、覚えたくないものを覚えたり学習したりする方法や、習慣を身につけることを学ぶのが学校の意義でもあるので、行かなくても大丈夫ってものでもないと個人的には思うのですね。
逆に「学校に行かなくて問題ない」と言う人もいて、その理由も理解はできますけど、そういう人ってなんらかの才能があって成功している人が多いんですよね。才能というのは、少数しか持っていないから才能なわけで、そう考えると大多数は才能がないということになります。
そういう才能のない子どもが社会の競争に巻き込まれるわけですから、計算をできるようにしたり、外国語の基礎を習得したり、教養を学んだりと、できるだけ多くの備えをしてあげたほうがいいわけです。音楽や図工や美術なんかも、その教科を通して子どもが気づいてない才能を見つけてあげられる可能性もあるわけですしね。
ここ数年で日本は給料が低い国になっていて、一人当たりの所得も’00年の世界2位から’18年には26位と下がっていて、今後も続くと言われていたりします。だもんで、同じ仕事をするにしても海外に行ったり外資系企業から仕事を受けたほうが収入は良くなるわけですけど、才能もなく教育もない子どもが、先進国の教育を受けた子どもに勝つのって相当難しいですよね。
「学校は必要か問題」才能ある人の意見が参考にならない理由

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