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エアレース、衝撃のラストレースが千葉で “サムライ”室屋は有終の美なるか

会場でレースを応援しよう。室屋「ファンの応援はちゃんと見えています」

エアレース

室屋選手はファンの応援をひしひしと感じて飛んでいるのだ photo/Joerg Mitt

 室屋がいつも口にするのは、「ファンの応援が力になる」ということ。千葉での最多2勝という成績が示すように、ホームで室屋は強い。上空からも、ちゃんとファンの応援も見えているといい、それが何よりも嬉しいのだという。現場での体験は何ものにも代えがたいものがある。ぜひとも一人でも多くの人にエアレースの最終戦を目撃してもらいたい。
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熱狂的な千葉のファン photo/Jason Halayko

 見どころは、マスタークラスで唯一の日本人選手である室屋が強いことはもちろん、すべての選手の卓越した飛行技術は見飽きることがない。レースは、選手の操縦するプロペラレース機が、「Smoke On!」の合図で白い煙をあげながら、チェッカーフラッグ柄のスタートゲートに突入。空気で膨らませた25m(!)のパイロンで示したコースをギリギリに攻めて、タイムを競い合う。  安全対策は徹底していて、パイロンに機体が当たると、すぐにスパーンと敗れる。このパイロンが90秒ほどで復活するのも必見だ。  最後のレースということで、国内外からメディアも殺到。取材パスが上限に達したため、キャンセル待ちの媒体もいるようだ。ともあれ、会場は広いビーチ。チケットはというと、いくつか売り切れたエリアはあるものの、今からでも十分に間に合う。  今年も迫力のサイドアクトやイベントも盛りだくさん。レースの合間には、海上自衛隊の曲技飛行チーム「WHITE ARROWS」や救難飛行艇「US-2」が、東京湾で初めて飛行を披露する。また、今年も千葉の消防ヘリ2機によるデモフライトが行われ、低空でのホバリングや900リットルの水を投下する空中消火などが予定されている。
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ZOZOマリンスタジアム(左下)の横に設けられた千葉のコース photo/Samo Vidic

 他にも、オフロードバイクが空を舞うFMX(フリースタイルモトクロス)やBMX、フリースタイルフットボールなど世界トップアスリートたちのダイナミックな神業パフォーマンスが見られる。フードコートも充実しているので、会場では一日中あちこちで楽しめる。
取材・文/松山ようこ 写真/Red Bull Content Pool
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《レッドブル・エアレース千葉2019》
予選:9月7日(土) 決勝:9月8日(日)

レースエリア
千葉県立幕張海浜公園(千葉市美浜区)
〒261-0021 千葉県千葉市 美浜区ひび野2-116

チケット情報
https://www.rbar.jp/ticket/

千葉レース CM動画 ©Red Bull Media House
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