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ドラッグストア業界の裏側。マツキヨ合併、生き残れるのは3~4社か

巨大チェーン誕生を製薬会社は危惧!?

 これからさらに成長が見込まれるドラッグストア業界。しかし、経営統合を進めて規模の拡大を追い求めるあまり、ずさんな商品管理が露呈する可能性もあるという。製薬会社の営業マンは、その裏側をこう語る。 「大手のドラッグストアは、安く調達するために、一般の食料品や市販薬と同じく、調剤薬品も本部が一括仕入れして各店舗に配送しています。しかしそうなると、メーカーとしては、どの店舗に、どの薬が、どれだけ納品されているのかわからないんですよ」  市販薬と比較して効き目の強い調剤薬品には、副作用があるものや、服用方法が複雑なものが多い。トラブルが起こるリスクは常につきまとうため、製薬会社としては各店舗の在庫状況を細かく把握して、いざというときに備えたいのだという。 「極端な話、例えばかつて乱用が問題になったリタリン。特定の店舗で異常な量が売れていることを把握できれば、メーカーとしては乱用目的での不正販売を疑って対策を打てます。しかし、大規模ドラッグストアでは、問題の発覚が遅れて、そのまま販売し続けることが十分あり得るわけですよ」  製薬会社の懸念が、杞憂に終わればいいのだが……。 ドラッグストア取材・文/福田晃広 野中ツトム(清談社)
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