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台風15号の被災地に行って感じた「不謹慎」という言葉の意味/歌舞伎町・女社長の決意

マクドナルド、ガスト…現地の食事場

 その後、またしばらく車を走らせているとマクドナルドのドライブスルーが開いていました。でも車の中で何か食べると気が滅入るので、またしばらく車を走らせていると、ガストが開いていました。  中に入ると、店員さんも少なかったので、席は空いているのに、入り口が順番待ちの人で溢れていました。時間はいくらでもあるので、そこで1時間近く待ち、やっとごはんを食べることができました。  腹ごしらえをしてから、ジェットスキーの保管場所に戻って、吹っ飛んだ屋根や散らばったゴミの片付けをしました。海岸の海の家は、仮設の上に、海に近いこともあって、ほとんどが倒壊していました。  なかには隣の海の家が、そのまま海の家の屋根に乗っかっているところまでありました。

長い1日が終わって思い出した東日本大震災

東日本大震災 今回の台風が激しかったのは深夜でした。もし昼間にこんなことになったら、海に遊びにきている人、海で働いているたくさんの人の命を奪っていたのではないかと思うと、改めて自然の恐ろしさを感じました。  長い1日が終わって家に帰っている途中、東日本大震災のときを思い出しました。わたしは東京に住んでいるので、津波の被害も原発の被害も直接受けたわけではないけど、大きな地震とその余波。「また次に同じような地震が起こったらどうしよう」という不安が数年続いたように思います。  震災の日は、わたしのお店でも、お酒がすべてひっくり返って割れていました。絨毯がベタベタになって物が散乱していました。  東京には、鉄骨と木造が混じったビルがあるようで、木造だった箇所の店舗がそのままぐしゃっと潰れてしまったというオーナーさんもいたので、うちは比較的被害は少なかったほうだと思います。
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震災直後の歌舞伎町で言われたある一言
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