恋愛・結婚

「いい人だけど…」と女性に拒否し続けられた男がついに結婚。その勝因とは?

「いい人止まり」はなぜ起きてしまうのか?

 いい人止まり男性の共通点、それは「自分に自信がない」こと。相手からの評価を過度に気にする人です。嫌われたくないという感情が恐怖心や不安感を増長させます。嫌われないように相手に合わせすぎて、自分が出ていないということもいい人止まりの特徴です。  しかし、多くの人から「いい人」「優しい人」と言われるのは、その人の魅力であることは間違いありません。 女性 人は相手の内面的、本質的な魅力に気がつくまでに時間がかかります。シンさんの優しさは「相手の正しさを認められる」「相手が好きなことに合わせられる」「相手の話に笑顔で頷く」という結婚してからよさがようやく伝わるものが多く、短期的には伝わらないものばかり。  そのため、私はシンさんの優しさの表現の仕方を「技術として」アドバイスすることにしました。 優しさテクニックその1 「大丈夫?」  まず、事あるごとに「大丈夫?」と声をかけることを伝えました。ヒールで歩いていたら、「大丈夫? 足痛くない?」。クーラーがついている店内なら「大丈夫? 寒くない?」。駅でバイバイした後にはLINEで「大丈夫? 夜帰り道、心配だから何かあったらすぐに電話して」などです。  とにかく心配をすることで、お相手が「女性として扱われること」を明確に認識させ、それにより逆にシンさんを男性だと感じさせることができました。 優しさテクニックその2 執事並みの奉仕  デートで必ずすることといえば、食事ですよね。食事中は女性に対し、執事並みに奉仕をすることを提案しました。「女性を奥の席や上座に座ってもらうようエスコートする」「メニューを見るときは女性から見えるようにする」「飲み物がなくなっていたら『飲み物、同じのでいい?』とすぐに注文する」「食事の取り分けをする」などです。  男性ばかりが頑張らなければならないと感じるかもしれませんが、女性は「この人が好き」という気持ちが加速すると、どんな男性にでも尽くしてくれます。これは母性本能があるからです。付き合ったり、結婚したりしたあとも、実は必要なときには女性に対して奉仕ができる人だという信頼を永遠に持ってもらうためにも、お付き合い前は、男性は後悔のないように120%で頑張るほうがオススメです。この頑張りは必ず結婚後に帰ってきます。 優しさテクニックその3 イタリア男性風エスコート 男性 イタリア人男性は本当にエスコートが上手です。男性同士だったら小っ恥ずかしくてできないキザなことも、女性の前では実行してみることをオススメします。女性のぶりっ子が、女性同士では何と言われようと男性がそれにハマってしまうように、女性も男性の多少のカッコつけには、ハマってしまうことがあります。  女性のちょっとした変化に気がついたり、洋服のセンスを褒めたり……細かくマメに変化に気がつきそこを褒めるように伝えました。  もともと優しさを持っている男性が女性に対し、しっかりと女性扱いをすることで、それの優しさが特別なものであることを相手に伝えられれば、女性もその相手を恋愛対象の男性だと意識できるようになります。  シンさんは最初こそなかなかうまくできない部分もありましたが、このアドバイスから2か月後、今の奥様と会うことができました。  ただの優しい人、いい人で終わらず、その優しさを魅力として伝えるために好意を持った相手に対しては「積極的な女性扱い」を意識してみてください。なかなかうまくいかない恋愛の突破口にきっとなるはずです。
1985年、東京生まれ。アイドル、銀座のホステスなどを経て、現在は恋愛コンサルタントとして結婚したい男女に向けて情報や出会いの場を提供する。「1年以内に結婚する成婚必勝マガジン」をLINEで配信中。公式ホームページ「結婚につながる恋のコンサルタント 山本早織」(Twitterアカウント:@yamamotosaori_
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