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有村藍里、グラビア復帰は「需要があればいつでも」初のフォトエッセイに笑顔

サバイバル系のロケに行って、虫とかも食べてみたい

――本書の中では、「いまはいろんなことに挑戦したい」と書かれてました。モデルやグラビアアイドル、女優、タレントと幅広いお仕事をされてますが、いまご自身の肩書はなんだと思われますか? 有村藍里フォトエッセイ『1mmでも可愛くなりたい。』有村 ……肩書は、ないですね。しいて言うなら「人間」かな? これまでは、自分に対する外見や内面のコンプレックスが強すぎて、普通の人に比べて、「やったことがないこと」がすごく多いんです。たとえば、プライベートでも、ワイワイ人が集まるようなキャンプやBBQとかのイベントは、行ったことがなくて……。だから、すごくおこがましいんですけど、いまはあえて肩書を作らず、まずはそういうことから挑戦したいなって。  あと、仕事は、ひきこもりがちな私にとっては、外の世界とつながるための唯一の手段なんです。もしも仕事がなかったら、多分1日中ずっと家の中にいて、ゲームばかりしていると思うので……。だから、お仕事で挑戦させていただけることがあれば、なんでも取り組みたい。モデルさんやお芝居であったり、サバイバル系のロケに行って、虫とかも食べてみたい(笑)。あと、アニメが大好きなので、声優もチャレンジさせていただければ嬉しいです。 ――本書の中では、ひきこもりになった中学時代から、芸能事務所に入ることで、まったく別の人格として生きることで、「ご自身の居場所」を探す、有村さんの心境が描かれていました。いま、ご自身の居場所と言える場所はありますか? 有村 居場所については、いま探している状態ですね。長年お世話になった事務所からも独立して、住むところも変えて、名前も変えて、顔も変えて。この数年間で、本当に私の環境は大きく変わりました。環境が変わるなかで、いまだに自分は何が好きで、何が得意なのかがわからない。だから、いろいろ手探りで挑戦してみて、「これは苦手だな」「これは大好きだな」というものを探しているところ。いまは、「私の居場所はどこだろう?」と探し歩いている、まだまだ旅の途中みたいな感覚ですね。 【有村藍里】 1990年8月、兵庫県生まれ。O型、162センチ。2006年デビュー。以後、グラビア、バラエティ、舞台、映画など幅広いジャンルで活躍を続ける。 取材・文/藤村はるな 撮影/我妻慶一
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1mmでも可愛くなりたい。

「いちばん変わったのは、私の心」。引きこもりがちだった思春期、デビューして苦悩する日々、事務所独立、改名、「美容整形」という決断―一歩を踏み出す勇気が詰まった、初のフォトエッセイ。川島小鳥、撮り下ろし50ページ。

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