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家賃2万円の「屋根裏」で生活する40歳。部屋の中で立ち上がれない…

養育費を支払うためにあと5年はこのまま

 さらなる悩みは、天井が低いせいで痛めた腰の月2万円の治療費。1.5畳しかないスペースの半分が荷物で埋まっているため、寝返りが打てないことも腰痛の原因だ。 「現在の派遣は、立ち仕事がメイン。でも、この腰痛のせいで休憩が多く注意されています。年々仕事を選べなくなっているというのに、このままでは契約更新できるかどうか……。治療費は痛いけれど、仕方ありません」  シェアハウスには年齢制限があり、現在の部屋は上限が45歳とか。 「子どもが成人するまであと10年。ここにいれば払えるのに、あと5年で出なくちゃいけない。また激安シェアハウスか、寮を探そうと思います」
賃料2万円のシェアハウス

息子と撮った写真

 疲れの癒えない住居だが「息子と撮った写真を見ればストレスなんて吹き飛びます」と笑う。もうすぐ子どもの誕生日。会う口実のためにも、「養育費を稼がねば……」と鈴木さん。  まっすぐに子を思う気持ちはあれど、両肩にずっしりと食い込んだ貧困の輪が、今日も鈴木さんの背中を丸くさせている。 <取材・文/週刊SPA!編集部> ※週刊SPA!2月4日発売号の特集「[年収100万円ハウス]の惨状」より
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年収100万円で生きる-格差都市・東京の肉声-

この問題を「自己責任論」で片づけてもいいのか――!?
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