ライフ

ネットのデマ情報から子供を守るためにできること/ひろゆき

 それならなんでフィルタリングを導入するのか?という話になるのですが、それは子供に「抜け道を使って情報を閲覧しようとすることはやってはいけないことで、バレたら怒られる」という自覚を持ってもらうためなのですね。  大事なことは、子供が「見ると怒られる情報がある」ということを認識して、例えその情報を見たとしても、実行するのに二の足を踏むような状態にすることだったりします。  それだと危ないと思う親御さんもいるとは思いますが、実際にフィルタリングを突破して何かを閲覧したとしても、実は大したものではないということもすぐにわかると思うので大丈夫だと思うのですよ。  では、実際に情報に触れると仮定して、子供がネットの情報とどう付き合えばいいか?という話になると思うのですが、大人でも真贋が難しく、騙される人が出てきたりする情報の真贋の見極めを子供に求めるのは酷だったりします。んじゃ、真贋を見分けるポイントはないのか?というと、そのためには知識とかが必要になってくるのですね。  なので、とりあえず、「誰が書いてるのか?」がわからない情報は基本的に信じないというスタンスで十分だと思っていたりします。  例えば、署名記事があったとして記者が誰なのかわからなかったとしても、その記事が全国紙に載っているものだったりすれば「間違ってたとしても間違えるのも当然だよね……」と人は思ってくれますが、「まとめサイトに書いてあった」とか言われたら、この人頭悪いな……と思われたりします。  つまり、「誰が書いているのか?」を調べると、間違えたときに責任転嫁しやすいのです。子供に情報の精査を求めるのは難しいので、まずは、そういう段階からスタートするのが良いと思うのです。西村博之(にしむらひろゆき)’76年、神奈川県生まれ。フランス在住、たまに日本。2ちゃんねる・ニコニコの元管理人で、英語圏最大の掲示板サイト『4chan』現管理人。SPA!誌面にて11年間にわたり「ネット炎上観察記」を連載。近著に『自分は自分、バカはバカ』(SBクリエイティブ)など
1
2
Cxenseレコメンドウィジェット
おすすめ記事