浮いた家賃1000万円。ヒモ歴10年のプロが語る「女性に可愛がられて生きるコツ」
では、カワイイと思われるために、日々どのような努力をしているのか。
「一言で言うなら『彼氏ではなく忠犬のように振る舞う』ということです。彼女の話すことは常に全肯定。仕事のグチは毎日聞いてあげて、アドバイスやお説教などの野暮なことはしません。そもそもヒモなんで説教できる立場じゃないですし(笑)。駅や会社近くまでの送り迎えも毎日欠かしませんね」
“彼女より立場が下”という状態には、屈辱を感じてしまう男性も多いかもしれないが、ヒモはその下の立場を逆に利用しているわけだ。
カワイイと思われるための努力だけでなく、ふみくんは「彼女のために家事をすること」にも時間と手間を惜しまない。
「もともと家事を苦に感じないタイプですし、居候させてもらっている立場ですからね。掃除は毎日しますけど、女の子の1人暮らしの部屋なのでスグに終わります。毎日早起きして、お弁当も含めて朝昼晩の3食を自分が作ってますね」
料理においても「何を出せば彼女が喜んでくれるか」を常に考えるのがふみくん流のヒモ術だ。
「朝はトーストでもいいんですが、簡単なのに手間がかかってる風の“ホットサンド”“フレンチトースト”などがポイント高いですね。女の子の朝はお化粧などでバタバタしているので、『短い時間でお弁当から朝食までしっかり作ってくれてスゴい!』と喜んでくれます」
夕食には煮込み料理をよく作るそう。
「煮込み料理はヒマ人にしか作れないので、ヒモは真っ先に覚えるべきです。あと、水分で満腹感を得られるので、一緒に食べる炭水化物の量も自然と少なくなる。体重を気にしている彼女にも喜んでもらえる一石二鳥の料理です」
よく作る料理は相手の好き嫌いによって変わるそうだが、共通して言えるポイントは「肉を野菜に紛れ込ませること』だという。
「女の子は『何食べたい?』と聞かれたとき、『お肉!』と言えないコが多いですが、やっぱり本心では肉を食べたいし、肉の入った料理は喜びます。なので根菜をメインにしつつ肉もしっかり入れた豚汁やポトフ、トマトやセロリをたっぷり使いつつも鶏肉のダシが効いたスープ類なんかはよく作りますね」
また、彼女が残業で疲れた夜には夕食を作るだけでなく、冷凍庫にハーゲンダッツを用意しておくのも欠かさないそう。「不機嫌の時もハーゲンダッツを渡すことで大体解決する」とのことだ。夕食のリクエストだって、絶対に疎かにはしない。
ヒモの1日は「彼女の朝食の用意」から始まる
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