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バリスタがコーヒーの淹れ方を指導…豆を蒸らす前にやることは?

なぜ実店舗を?

PostCoff

PostCoffee代表 下村 領氏

 なぜ、AIと実店舗という、対極的な両輪でコーヒーを提供するようになったのか。代表の下村領氏は店舗について、「ここにきて体験をすることで、コーヒーとの距離が本当に縮まると思う」と話す。確かに、それはよくわかる。 PostCoffee また、前出した「コーヒー診断」の質問の中には「音楽はどんな時に聴くことが多い?」など、およそコーヒーの好みには無関係にも思えるものも含まれている。
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日々、好みや嗜好性を科学している

 これに下村氏は「性格、ライフスタイル、それにどんな時に飲むのかということに大きく左右されるからです。コーヒーはあくまで嗜好品で、値段がすごい高いものでも好みが分かれる。ですので、PostCoffeeは好みや嗜好性を細かく科学しているんです」。さらに「届いたコーヒーが好み通りだったかをフィードバックしてもらうことで精度があがっていきます」と、AIの重要性を語る。まさに今、AI×実店舗でそれらを科学している最中なのだ。  アメリカでは60%にのぼるスペシャリティコーヒーの普及率が、日本ではまだ8%しかないという現実。AIを使った先進的なコーヒー豆のパーソナライズと、実店舗における体験の両方で、日本人がどこでも「当たり前」に本当においしいコーヒーを飲むようになる時代も、遠くはないのかもしれない。<取材・文/Mr.tsubaking 撮影/鈴木大喜>
Boogie the マッハモータースのドラマーとして、NHK「大!天才てれびくん」の主題歌を担当し、サエキけんぞうや野宮真貴らのバックバンドも務める。またBS朝日「世界の名画」をはじめ、放送作家としても活動し、Webサイト「世界の美術館」での美術コラムやニュースサイト「TABLO」での珍スポット連載を執筆。そのほか、旅行会社などで仏像解説も。
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