恋愛・結婚

新型ヒモ男の恋愛哲学。「奢る男」より「奢られる男」がモテる?

3万円奢った男がドン引きされ、奢られたヒモ男がモテる現実

 また「奢ること」は、「相手に夢中になっていること」の証明にもなる。その行為から伝わる”必死さ”が、かえって女の子を遠ざけてしまうこともあるのだ。 「先日、僕と広告代理店勤務の女性、高校教師の男性の3人で飲みに行った時の話です。その女性に好意があった高校教師は、モテたいがために夜景の見える鉄板焼の店を予約。お会計は1人1万円もして、その全額を高校教師が支払ったのですが、奢られた女性は『なんか必死に張り切っている感じに引いちゃった』との感想で、後日のデートの誘いも断っていました」  逆にヒモのふみくんは、あっさり奢られる立場に回ることで「私に必死じゃない男」という印象が伝わり、結果的に女性に好かれてしまったのだそう。 「僕は入店直後から『ヒモだからな!ビタ一文払わねえ!』とお金には必死でしたけどね(笑)。ちなみに奢られた金額の多さに恐縮した女性が『じゃあ私が支払うので2軒目に』と僕と高校教師を誘ってくれたのですが、そこでも僕はビタ一文払いませんでした。  ですが、ベロベロに酔った彼女に水を持たせて送ってあげただけで、僕の好感度がアップ。先日はその女性から、『ニューヨークに出張なんだけど、私が飛行機代を持つから一緒に来ない?』と誘われました。あとヒモであることを強調しておくと、『既婚者はモテる』理論と一緒で、警戒されないがゆえにモテてしまうという一面もあります」

「飛行機代を出すからニューヨークに来なよ」と誘われたLINE。「彼女がいるから」と断ることでまた株が上がったりもする。ヒモ男なのに!

 これまでの日本では「奢る余裕」のある男がモテていたが、共働きも一般化し、女性の方が稼ぎが上なパートナーも増えてきた今は、「奢られる余裕のある男」がモテるようになってきているのかもしれない。 <取材・文=古澤誠一郎 写真提供・構成協力=ふみくん>
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