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10万円一律給付を狙った詐欺も…新手のコロナ詐欺が水面下で進行中

今後予想される詐欺の手口とは?

 このほかコロナ関連で起こると予想される詐欺事件を、野島氏は次のように指摘する。 1.コロナ感染予防に効くと偽った健康食品等の通信販売や、「検査をする」と費用を請求されるなどのケースが、ネットワークビジネスやLINEグループ等、SNSで拡散 「効能はあっても事情があって表に出ていないとか、著名人や海外の機関が太鼓判を押している等と、詐欺グループはもっともらしい理由をつけてくるものです。そこで、有名人や海外の機関の名前が出てきたら詐欺話だと断定しても良いでしょう。また気をつけたいのは、勧誘してくる人自身が、詐欺話に洗脳されているような場合。立ち向かったりすると、先方は被害者面をしますから、関わらないのがベストです」 2.コロナの新薬開発への出資を誘う投資詐欺  高額の配当が出る、などといって投資を勧誘してくるのは、よくある詐欺の手口。 「もし本物なら新聞やテレビニュースで取り上げられます。報じられていないなら偽物と断定してしまった方が良いでしょう」  仮に、報じられている社名を出してきたとしても、信じてはいけない。 3.コロナ禍による倒産、損害賠償、治療費請求等を騙ったオレオレ詐欺  子供を装った電話で、「会社がコロナで倒産しそうだ」とか「コロナに感染したから治療費が必要だ」などといって、高齢の親からお金を騙しとろうとする手口。 「家族と連絡を取り合って近況を伝えたり、注意喚起することが大切です。子供の被害を騙るような詐欺に引っかからないために、親子の合言葉を決めると良いでしょう。病院や警察、救急車等を騙った電話は鵜呑みにしないで、騙った機関の電話番号を調べてかけ直すのが安全です」 4.コロナでイベントが中止になったアイドル、アーティスト、レースクィーン等の救済基金を騙った偽クラウドファンディング 「ファン心理を利用した卑劣な詐欺です。主催が本物かどうかは、オフィシャルサイトやNTTの電話番号案内で調べましょう。なりすましは一切相手にしないのがベスト。どうしても気になるならプロダクションのオフィシャルサイト等を検索してそこにメールを送って確認すると良いでしょう」  国民生活センターの公式サイトには、コロナ関連詐欺の実例が次々とアップされているので参考にしよう。  自分は騙されないと過信する人が、引っかかってしまうケースは枚挙に暇がない。どんなことにもまずは疑ってみるべきなのかもしれない。<取材・文/夏目かをる>コラムニスト、作家。2万人のワーキングウーマン取材をもとに恋愛&婚活&結婚をテーマに執筆。難病克服後に医療ライターとしても活動。ブログ「恋するブログ☆~恋、のような気分で♪
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