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今年流行間違いなしと言われるアプリ“Pinterest”ってなに?

著作権に違反した写真はつねにチェックされている

 Pinterest内の写真は、ユーザーがウェブサイトから保存したもの。それゆえ、その写真をクリックすると保存元サイトに繋がり情報を確認できる。 「気になるピン(写真)を見つけたら、赤い保存ボタンをクリックすると自分のボードに保存できます。そして保存しているピンとボードの内容からその人の好みをPinterestが理解し、視覚的に類似している写真を表示するという仕組みです」  ただ、気になるのは、自分が作成していないウェブサイトの写真をアップしてもいいのだろうか。著作権についてはPinterestはどう考えているのか聞いた。 「コンテンツはクリエイターの持ち物という認識でおります。ですので、他人が作成したウェブサイトコンテンツを、個人がピンタレストに挙げるのはNGです。もちろん自分が作成したウェブサイトからPinterestに投稿するのはOK。基本的には社内の専門チームや機械学習で著作権に違反した投稿がないかチェックしていますし、あれば BANしています」  Pinterestの通常の使い方としては、投稿されている写真を保存するだけだから問題はない。だが、自分で写真を投稿する場合は注意したい。

自社のアイテムを投稿し売り上げ増に繋げる企業が増加

 そういった特徴から企業がビジネスアカウントを作り、商品の購買へと効果的に繋げているところも多いという。
Pinterest_IKEA

IKEAのビジネスアカウント

「ユーザーは『何かをしよう』とマインドセットなので、そこから購買というアクションに結び付くことが多いんです。オープンなマインドで見ている人が多いので『これもいいな!』『あ、これも魅力的だ!』と繋がっていき購入に結び付きやすい。例えば、ネイビーのスーツを探している人であれば、いろんなブランドのネイビーのスーツがたくさんヒットします。ユーザーはその大量の画像から気に入ったものを選んで、保存元のURLに移動して購入していきます」 PinterestIKEAのショッピングピンでは、商品の値段などが分かり「アクセス」をクリックするとIKEAのウェブサイトに飛んで商品を購入できる。  どういったジャンルのビジネスアカウントが多いのだろう? 「インテリアのリフォーム会社やあとはECサイトのビジネスアカウントが多いですね。あとはフード系のアカウントも増えています。料理レシピを投稿しているブロガーや、媒体などが自社のコンテンツを投稿されていますよ」

Pinterestから有名になった中小企業

 また、ビジネスアカウントになるとPinterestのアナリティクス機能も活用できる。どれくらいの人に見られ、どれくらいクリックされたかといったデータから、ユーザーの指向を分析可能だ。さらに企業がPinterestを活用するメリットとして、ブランドの認知向上効果もあると高橋氏は説明する。 「ユーザーの97%はブランド検索をしていません。たとえば『コンバース スニーカー 白』という検索の仕方ではなく『スニーカー 白』と検索する人が大半。たとえば、アメリカのジョージア州でパイを作っていた小さな企業が、Pinterestでトラフィックが伸びて、世界中でもパイを送るようになったとか。インクボックスというカナダ発の2週間で消えるオーガニックタトゥーの企業があるのですが、そこもPinterestが成長を後押ししたなった企業のひとつです」  欧米と比べるとまだまだ日本の企業はPinterestに注力しているところは少ない。だが、そこには無限の可能性が秘められているのだ。ビジネスとしては“売り上げ貢献”や“自社のウェブサイトへの流入増”を期待でき、個人としても趣味や興味において新しい発見ができるのがPinterestの魅力。周りの人より先に始めておけば、将来得すること間違いなしのアプリだと断言できる。後編の記事では、どうやってPinterestを始めるのかを解説するのでそちらも是非読んでみてほしい。 <取材・文/すずきおさむし>
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