仕事

コロナで中高年がリストラ対象に…テレワークに不要な年配管理職たち

しがみつくべき会社とは?

 企業の思惑とは逆に、65歳、70歳と定年延長を推し進めようとする政府。しがみつきたいと願うのはサラリーマンも同様だろう。 「しかし、漫然と今の会社にしがみつこうと思っているだけでは、もはや難しい状況にあります。まずは、自分の会社が、 ①生産性を高めようとしているか ②これからの厳しい状況でも採用を続けるか ③業績悪化の撤退戦の中でもチャンスと捉えて何かを仕かけようとする機運があるか この3つのポイントを見極め、しがみついてもいい会社なのかを判断することが必要です。たとえ転職するつもりはなくても、求人サイトをチェックして不景気でも募集している業種・企業を把握しておく、ぐらいのアンテナを張っておくべきでしょう。その上で、真っ先にお役ご免となる“不要不急”な社員だと判断されてしまわないように、自分の今の働き方を早急に見直してみましょう」(曽和氏) 【組織人事コンサルタント・曽和利光氏】 人材研究所代表。リクルートの人事採用部門を経てさまざまな業種の人事を担当。著書に『コミュ障のための面接戦略』(星海社)など 【経済評論家・加谷珪一氏】 多くのメディアで連載を持つほか、テレビ、ラジオでコメンテーターを務める。最新刊に『貧乏国ニッポン』(幻冬舎新書) 【転職コンサルタント・黒田真行氏】 ルーセントドアーズ代表。転職サポートやキャリア相談などでミドル世代を支援。著書に『40歳からの「転職格差」』(PHP研究所)など <取材・文/週刊SPA!編集部 イラスト/カツオ>
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