仕事

在宅勤務で副業収入が月40万円にアップ。ウィズコロナ時代の働き方革命とは?

ウィズコロナ時代は「収入の多角化」が生き残りのカギを握る

 今は嵐の前の静けさなのだろうか――。  国内の新型コロナの流行は今のところ収束に向かいつつあるように見える。しかし、中国や韓国では再び感染が拡大し、6月15日には北京市政府が「非常時に入った」と宣言。すなわち、日本でも第2波は“あって当たり前”と考えるべきだろう。 ウィズコロナ働き方革命 では、こうした状況下で、「働き方」の視点で考える個人の防衛策としてできることは何か。新型コロナで雇用を脅かされる人が増える今、かつてないほど副業熱が高まっているという。起業コンサルタントとして長年、スモールビジネスのノウハウを教えてきた今井孝氏が話す。 「今回のコロナショックの大きな教訓は、本業の脆さだと思います。ここまで大きな社会変化が起きると『安泰だと思っていた自社が簡単に傾くんだ』と、みんな気づいた。だから単に空き時間を利用するだけでなく、『何かをしなければ』という危機感から副業する人が増えています。完全終息がいつなのかわからないなかで、収入源を増やしてリスクヘッジし、会社やマーケットに左右されない働き方を求めるのは自然な流れです」  また、個人がスキルを売買できるスキルマーケット「ココナラ」では、自粛期間中に登録者が急増したという。同社広報の柳澤芙美氏が話す。 「自粛期間をきっかけに5月は月次の登録者数が前年同月比で2倍以上に急増しました。仕事が休みになって在宅時間を有効活用しようという新規登録者だけでなく、休眠していたユーザーが復活したり、従来のアクティブユーザーも販売枠を増やすなど、サイト全体で売買が活発になっていますね」  ただ指をくわえて第2波を待っていたのでは、次の大波にのみ込まれてしまう。われ先にと動きだした人たちの戦略を知り、ウィズコロナ時代をサバイブする一助にしてほしい。
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副業会社員たちが描くこれからの生存戦略
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表紙の人/ 菜々緒

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