仕事

「何でもいいから仕事見つけてこい!」夫がコロナ解雇…妻たちの叫び

貯金も1年は持たない

真弓:しばらくは失業保険と少ない貯金の取り崩しでやっていくしかなさそう。子供も2歳になったし、私も働き始めなきゃと思って前職と同じアパレル系の求人を探してるんだけど……全滅。早く一家無収入状態から脱さないと、貯金も1年は持たないです。 由美:アパレルは影響大きそうだもんね。ウチは去年かなり無理して私立の小学校に入れちゃったから貯金がほとんどなくて……。定額給付金の10万円が振り込まれてるか口座を毎朝チェックするのが日課になってるんだけど、毎朝振り込まれてなくてガッカリの繰り返し。夫も私も無職なので来年は90万円近い学費を払える見込みがゼロ。しばらく失業保険だけで生きていかなきゃいけないから、月の食費を3万円以内に収めようとかなり切り詰めてるんだけど……家族3人とも日中家にいるから、意外と食費がかさむんだよね。 涼子:ウチは息子が大学受験のために1浪中で、失業保険だけだと予備校の月謝が全然支払えない。大学の学費のためにコツコツ貯金してたけど、夫の無職が続けば奨学金の申請をしてもらわないと無理だと思う。老後の資金なんて悠長なことは言えない。来年さえまったく見えないもん。 由美:ウチも我が家の緊急事態宣言がいつ解除されるのかまったく見えない。夫が必死にハローワークに通ったり転職サイトをチェックしてるけど、全然決まらなくて最近うつっぽくなってるのがちょっと心配。仕事を見つけて元気を取り戻すまで、それこそ私が熟女風俗で働いてでも支えていかなきゃとは思ってます……って、誰もお客さんつかないだろうけど(笑)。 涼子:冗談だとしても、旦那さんが聞いたら嬉し泣きすると思うよ。私も冷めた家庭を放置してる場合じゃないなって思った(笑)。コロナにも腹立つし、全然給付金をよこさない政府にも腹立つけど、こんなときこそ家族で緊急事態を乗り越えていくしかないよね。 <取材・文/週刊SPA!編集部>
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