仕事

フェラーリは大企業より勢いのある若い企業と組みたがってる。それってウチでしょ!

 前回は、欧州サッカーチームから一転、あのフェラーリとのスポンサー契約の話が舞い込んできたところまで書きました。ちょっと考えて、先方とぜひ会いたいと言ったものの、「スポンサー契約」という響きが、どーも自分としてはしっくりこない。  スポンサー契約は、広告を目的として資金を出すこと。前回も書いたが、サッカーチームの話はあくまで裏のテーマとしてビジネス的なマッチングが潜んでいたのでスポンサーでもありだったし、チームの運営母体が日本企業ということで、各交渉など物理的な関わりも広げられるであろうと予測がついたから進めていた。  このスポンサー契約がどうしても引っかかったので、打ち合わせの際に思い切って 「スポンサーではなく、業務提携みたいな形であれば話を進めたいですがいかがでしょう?」 と切り出してみた。
フェラーリ

ついに2020年シーズンのF1がオーストリアGPで開幕。レディオブックのロゴが入ったマシンがデビューしました!

渋谷のベンチャーが世界のフェラーリに業務提携を提案。結果は…

 日本の渋谷にある、年商数億円レベルのベンチャー企業ごときが、世界的も有名なハイブランドメーカーに向かって何で対等な関係を提案してんのかと思われるかもしれないけど、僕には「仕事は上とか下とかじゃない」という考えがある。  常に三方よし。自分、相手、サービスに関わる人たち全て、この三方が良いという状態じゃないと仕事はやりたくない。  業務提携して何をしたいのか? もちろんノーアイデアではなかった。1つアイデアは閃いていた。それは、「フェラーリの廃材を使ったリプロダクト商品をつくる」。  日本に「エアロコンセプト」というブランドがある。ここは航空機の廃材つかって名刺入れ、マネークリップ、バッグなど製作している。

エアロコンセプト

 僕もこのブランドが好きで持っていたので「これをフェラーリでできたら面白くないか?」というのがアイデアのキッカケになった。そのほかにも、今ここでは書けないこともあるが、「とにかくフェラーリと一緒に仕事をするということなら、ぜひ組みたい!」という気持ちはあった。  ダメ元で業務提携案を切り出してみたところ、スクーデリア・フェラーリとしてリサイクル、リユース、リペアの事業には興味もあるということ。これならお互いに価値を交換できる。
次のページ
フェラーリは日本企業と13年間も関わりがなかった
1
2
Cxenseレコメンドウィジェット
おすすめ記事