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危険なコロナ太り、ジャンクフード率が高くなっている人は要注意

飲酒量の増加も要注意

 また震災や感染症などで世の中が混沌とすると、必ず問題になるのが飲酒量の増加だ。「不安感やツラい現実から簡単に逃避できるのがアルコールなんです」と、精神科医の夏目誠氏が解説する。 「コロナ禍で流行りだしたオンライン飲みも終わりがわからずに長時間の飲酒になってしまいやすい。お酒の飲みすぎはアルコール性肝炎や肝硬変など生命に危険が及ぶケースが多い。アルコールは適量(ビール大瓶2本、または日本酒2合が目安)にして、週2日は休肝日をつくるのが理想ですね」  コロナの影響で大きく変わった食生活。一つでも該当するなら、手遅れになる前に今日の食事から見直すべきだろう。 <対処法> ・高脂肪食を減らして、ながら食いをやめる ・「生食」「半熟卵」のデリバリーに注意 ・使いかけの粉ものは冷蔵庫でしっかり保存 【ダイエット外来ドクター・工藤孝文氏】 専門は生活習慣病やダイエット、漢方治療。オンライン診療が人気。著書に『1日1 杯飲むだけダイエットやせる出汁』(アスコム) 【内科医・岡宮裕氏】 代官山パークサイドクリニック院長。体に負担の少ない漢方薬を併用した治療を行っている。また、スポーツドクターとしても活躍 【呼吸器内科医・大谷義夫氏】 池袋大谷クリニック院長。呼吸器の名医としてメディアに登場。近著に『絶対に休めない医師がやっている最強の体調管理』(日経BP) 【精神科医・夏目誠氏】 企業の産業医としてメンタルヘルスに取り組む。著書に『職場不適応のサインベテラン産業医が教える気づきと対応のコツ』(南山堂) <取材・文/週刊SPA!編集部> ※週刊SPA!7月7日発売号の特集「死に至るダメ習慣」より
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週刊SPA!7/14号(7/7発売)

表紙の人/ 大原優乃

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