・エアリズムマスク　990円（＋税） 　最後はこちら。社会問題になってしまったマスク不足。解決に乗り出したのは国民服ユニクロ。そして、エアリズム素材のマスクということで「あの暑苦しいマスクの着用感からついに解放してくれるのか！　さすが俺たちのユニクロだぜ！」と歓喜し、多くの人が感染リスクを顧みず、行列して買ったものは……。 　そう、手に取った人ならわかると思いますがこのユニクロマスク、かなり分厚いのです。確か蒸れにくい感はあるものの、涼しさはそこまでなく、ほかのマスク同様、呼吸もしにくい。 「ユニクロがエアリズム素材でマスクを作る」ということで多くの人は「夏用の快適マスク」を期待してしまったわけですが……残念ながらユニクロの公式ページでは「夏用」とは一言も書いていない。 　感染症リスクを避けるための「フィルター構造などをしっかり作ったら厚くなっちゃった」だけでユニクロに罪はない。ただ、私含め多くの人が「エアリズム＝夏用の快適マスク」と勘違いしちゃったのだ。なので酷評目立つ結果に……。 　というわけで「(夏用のマスクを期待する人は)買ってはいけない」という意味でマスクを挙げてみました。決して悪い製品ではないのですが……残念です。 　以上、今回は「買ってはいけないユニクロワースト5」でした！　ご参考に！ファッションバイヤー。最新刊『MBの偏愛ブランド図鑑』のほか、『最速でおしゃれに見せる方法 <実践編>』『最速でおしゃれに見せる方法』『幸服論――人生は服で簡単に変えられる』など関連書籍が累計200万部を突破。ブログ「Knower Mag現役メンズバイヤーが伝えるオシャレになる方法」、ユーチューブ「MBチャンネル」も話題に。年間の被服費は1000万円超！ （Twitterアカウント:@MBKnowerMag）