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F1もフェラーリも興味なかったのに業務提携。この巡り合わせは運命?

 いろいろ悩んだ結果、ダメ元でフェラーリに対してパートナーシップの契約を申し出た。すると、エージェントを通じて、「パートナーシップ契約ということで、ぜひすすめてみたい」との回答が……。  まさかの、だ。 「スポンサーはやりたくない。業務提携(パートナーシップ)ならいいよ」などという小生意気な提案にフェラーリがまさかの前向きな回答。  契約の中には、F1日本GPのスポット契約も含まれていた。通常、F1にはグローバル契約というものしかない。グローバル契約とは、世界各地でF1 GPが開催されてる間、フェラーリのF1マシンにロゴが掲載されつづけるというもの。
フェラーリ

マシンの横、しかもちょうどドライバー横の「R」がレディブックのロゴです!

 しかし今回は、パートナーシップ契約の中のF1日本GPだけのスポットロゴ掲載契約。これには当然費用がレディオブック⇒フェラーリで発生する。しかし、それでも通常では考えられないくらいリーズナブルなお値段が提示された。金額は言えないけど、おそらくF1を知る人はみな「あり得ない金額」と言うであろう値段だ。  その理由は、今回はあくまでパートナーシップ契約だからだ。スポンサー契約ではない。 「レディオとフェラーリは一緒に事業パートナーとして進んでいく」という意思表示の1つの手段として、日本GPでのスポットロゴ掲載だった。

正直言ってF1もフェラーリも興味なかった。でも今は…

 そもそも、この話をもらった直後は、正直言ってF1に興味はなかった。しかしフェラーリの企業理念である 「F1で勝つことだけが存在意義」  この潔良すぎる理念に惹かれた。レディオブックの企業理念は 「やりたいことだけやる」「やりたくないことはやらない」 だし、企業カラーもレディオもフェラーリ赤と黒。これは偶然なのか、巡り合わせなのか……。  その後、細かい時期の調整、発表タイミング、業務提携の内容などをつめて、ようやく内容の大筋ができたのが昨年の12月。今年1月に契約書を取り交わし、2月にイタリアのマラネロに向かい、フェラーリの本社で契約に合意した。

ジュリアーノ・アレジさんと。父は元F1ドライバーのジャン・アレジさん! 母は女優でモデルの後藤久美子さん!

 まだ新型コロナウイルスの脅威が、今のように広がってなかったころだったので、ギリギリセーフでフェラーリ本社に行けた。  このイタリアでの出来事は、また人生を変えるぐらいのインパクトがあった。1980年生まれ。青森県弘前市出身。レディオブック株式会社代表取締役/CEO。大学卒業後、プロ格闘家としてデビュー。個人事業主を経てレディオブックを起業。2015年にオンデマンドiPhone修理ブランド「i+Remaker(アイリメーカー)」を⽴ち上げ、単独店舗で年商1億円達成。その後はオンラインサロン「やりやらタウン」の運営や、SNSで大きな話題となった会員制〆パフェバー「RemakeEasy(リメイクイージー)」の運営など、複数の事業を展開。会社としても年商14億円規模まで成長。F1レーシングチームのスクーデリア・フェラーリと公式パートナーシップ契約も締結している。ツイッターアカウントは@yugo_itagaki。著書に『やりたくないことはやらなくていい』(幻冬舎)

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