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コロナ下で貯金ゼロでも…二児を育てるシングルマザーの節約術がたくましい

自家焙煎珈琲で、丁寧な暮らしを保つ

[貯金0円家族]の危機

子供のおもちゃは基本的にもらいもの。「遊んだ直後は散らかりますが(笑)、部屋をきれいに可愛くしていると、メンタルが保たれます」

 自粛期間が終わったとはいえ、カフェやカメラマンの仕事は見通しが立たない状況だという。 「店から感染者を出したくないという思いから、カフェはテイクアウトと自家焙煎の豆の通販のみ。撮影の仕事もなかなか入らないので、毎日、金策を考えています。noteで記事をいくつか書いたら、サポート金を2万円ほどいただきました。この機会を生かして、リモートでできるライター業だったり、司法の勉強を始めて今後の仕事につなげていけたらと思っています」 [貯金0円家族]の危機 来年、長男が小学校に入学。就学準備のため、節約にも身が入る。 「今はほぼ家にいて自炊なので、生活費は節約できています。公園へのお出かけでも、飲み物を買ったりガソリンを入れたりとお金を使う。子供がずっと家にいると疲れることもありますが、朝、保育園の準備をして、忘れ物がないか確認して、時間通りに行って帰ることの繰り返しのほうがしんどかったと気がつきました。ちゃんとしなきゃという考えにとらわれず、Amazonで映画を見まくれる今の日々は幸せです」  不可避的な休業に仕事減。節約の努力をしていても、貯金ゼロになってしまう家庭はあるのだ。 <取材・文/週刊SPA!編集部>
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年収100万円で生きる-格差都市・東京の肉声-

この問題を「自己責任論」で片づけてもいいのか――!?
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