更新日:2020年09月06日 09:29
ライフ

「ブス」と言われ続けた少女が、4度の整形を経て25歳で女社長になるまで

整形費用は総額400万円。でも、全然惜しくない

――整形を済まして、いざ社会に出てみてどうでしたか? みきしぃ:その職場は本当に優しい人が多かったのがよかったですね。周りの人に優しくされたのは、もしかしたら生涯で初めてだったかもしれません。職場のおばさんとかもすごく優しくて、ときには「かわいい」って言ってもらえることもありました。いろんな人と話しをしていくうちに「世の中って、こんなにいい人がいるんだな」と気がつくことができた気がします。  同時にこれまで外を歩くのもイヤだった自分が、外に出て、接客ができるようになっただけでも、すごいことだなと思いました。とはいえ、まだ自分の外見に自信を持つという段階では全然ありませんでしたけど。 みきしぃ――その後、さらに2回の手術を行って、計4回の手術を受けることになったそうですね。 みきしぃ:はい。2回目と3回目で、眼瞼下垂の手術をしたり、鼻を高くしたり、目頭切開、顎プロテーゼなどを行いました。総額は400万円くらいかかりましたね。 ――すごい金額ですね……。 みきしぃ:でも、人生を変えるためならば、私は全然この金額は惜しくないと思っていますし、やってよかったって感じています。ただ、こうやって整形を何度か繰り返したことを言うと、「整形中毒じゃないか」と言われるんですが、実は整形って1回限りで終わる子はほとんどいないんですよ。 ――そういうものなんですか。 みきしぃ:はい。普通、誰しも自分にとっての理想の顔ってありますよね。整形でそこにできるだけ近づけようとはするものの、一回で自分の思った通りの顔になるとは限らないんですよ。正直、やってみるまで、どんな顔になるかはわからない。だから、全体のバランスなどを考えつつ、段階を経てやったほうがいいので、一度の手術では終わらないことが大半なんです。  あと、大きいのは費用面ですね。1か所につき何十万はかかるので、3か所もやればすぐに100万円くらいかかってしまいます。さすがにその金額をすぐには集められないので、何回かに手術を分けることで、費用を分散する人が多いんです。

コンプレックスを乗り越え、ついに獲得した「美人の人生」

――3回目の整形では手術のために韓国まで行かれたそうですね。 みきしぃ:韓国を選んだ理由は、ともかく価格が安いこと。あとは韓国では日本でやっていない手術があったり、技術面で優れていたり、術後のアフターケアも充実しています。日本だと、手術が終わったら「じゃあ、その後の経過は通院して報告してくださいね」という流れになるんですが、韓国だと抜糸までの期間に、腫れを引かせる注射や酸素カプセルなどさまざまな施術が用意されています。 ――言語の壁はありませんか? みきしぃ:通訳さん選びはすごく重要ですね。どの病院にも専属の通訳さんがいるのですが、ニュアンスがうまく伝わらない人だと、自分の理想通りにならない危険性があります。なので、病院や医師、通訳との相性を総合的に判断して選びました。また、外国で手術を受けると、何かあったときのリスクはあると思いますが、それを承知した上で、私は韓国を選びました。実際、受けてみると、まったく問題はありませんでしたね。実際、今の自分の顔はすごく気に入っています。
みきしぃ

400万円をかけ、4度の整形を経て自身の理想の顔に近づけてきた

――改めて、整形を経て、人生は変わりましたか? みきしぃ:はい、整形したことで人生が180度変わりました。 ――どういった変化がありましたか? みきしぃ まず、言われる言葉が変わりましたね。たとえば、整形前は初対面の人から「目つきが悪い」と言われたり、睨んでいないのに「睨むなよ」と言われたり。目が腫れぼったいから「寝ているの?」と突っ込まれたり。とにかく初対面から印象が悪かったんです。  正直、生活に支障をきたすレベルで相手に不快感を与えていたので、当然、私自身の表情も暗くなりますよね。そうすると、笑わなくなるので、より相手に不快に思われてしまうんです。今は初対面の方からも「キレイ」「かわいい」と言ってもらえて、「あぁ、不快な思いをされていないんだな」って。あと、ずっと「美人の人生」に憧れていたので、そんな言葉をかけられるだけでうれしくなります。
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