更新日:2020年09月06日 09:29
ライフ

「ブス」と言われ続けた少女が、4度の整形を経て25歳で女社長になるまで

女の子らしい服を当たり前に着れる喜びを実感

――いざ「整形後の人生」を歩みはじめてみて、どのようなことを感じましたか? みきしぃ:すごく生きやすいですね。顔を出すことも、自分の写真を出すことも、以前はすごくイヤでしたが、今はそこまで抵抗感はありません。また、ご飯を食べているところを見られたくなかったので、外食は一切できなかったですのが、普通に外で食事もできるようになりました。あと、いろんなファッションやメイク、髪型に挑戦できるのもうれしいですね。 みきしぃ――具体的にはどのように変わりましたか? みきしぃ:たとえば、洋服でいえば、以前は白やピンクの布地に、レースやフリルがついているLIZ LISAで売っているような女の子らしい服にも憧れはありました。でも、「この顔じゃ似合わないよな」って諦めていたんです。それが以前より抵抗なく、いろんなデザインの服に挑戦できるようになりました。  また、スカートやヒールもずっと「自分には似合わない」と思っていたんですが、整形後、初めてスカートやヒールを身に着けたときはすごくうれしかったです。美人にとっては、スカートもヒールもごく当たり前のことだと思うんですが、私には当たり前じゃなかったので。

裏アカウントではなく、顔と名前を出して発信

――その後、地元の九州を離れて上京され、今は渋谷のベンチャー企業で働かれているそうですが、そんなみきしぃさんが発信を決めたきっかけはなんだったのでしょうか? みきしぃ:私が今、勤めている会社の社長が「社員には自分をブランディングして、もっと発信をしてもらいたい」と常々言っている人だったんです。実はもともと別の整形アカウントをツイッターで持っていて、フォロワーが7000人くらいいたのですが、そのことも社長は知っていて。そこで、「裏アカじゃなくて、顔と名前を出したら、もっと人気が出るよ」とすすめられたのがきっかけです。 ――顔出し、名前出しでの発信は勇気がいりませんでしたか? みきしぃ:最初はnoteを書いて、過去の自分の写真を見るだけで、イヤな思い出や感情が蘇って、手が震えるほどでした。でも、裏アカウントだと、ネガティブな発言ばかりしていたのですが、顔と名前を出したら、自然とポジティブな発言をするようになっていったんです。これまで悪いほうにばかり時間と労力を使っていたのが、いいほうに時間と労力を使うようになって、個人的にはすごくプラスになりました。 みきしぃ――周囲の反応はいかがでしたか? みきしぃ:最初はネガティブな反応もあるんじゃないかと思って、ビクビクしていたんですが、実際発信してみると、すごくよかったです。取引先や銀行、税務署の担当者さんからも「読みましたよ!」と言われたり(笑)。ネットの声も好意的なものばかりでした。投稿を見た母親からは「整形のことは出さなくてもいいんじゃない?」と言われて、最初は「うるさいな」と思ってムカつきましたけど(笑)。でも、いろいろと自分の心境を説明して、今はもう仲直りしました。 ――地元の同級生の反応はどうでしたか? みきしぃ:顔が変わったあとに撮影したプリクラを、地元の友達が見ているアカウントに投稿してみたんです。そしたら、明らかに「え、かわいくなったね」と反応してくる子と何も言わない子に分かれてましたね。ただ、何も言わない子にしても、私が知らないところで「かわいくなったね」とポジティブな反応をしてくれていたみたいで。想像していた以上にみんな、いい意味で捉えてくれているんだなと思ってうれしいです。
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整形費用の捻出方法は?
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