最高のパフェを食べながらスマホの修理を待つ。そんなサービスはなぜ生まれた?
我がレディオブックの理念は「やりたくないことをやらなくていい世界をつくる」。その理念に伴ったミッションの1つが、「スマホ(情報端末機器)のやりたくないことをやらなくていいサービスをつくる」だ。
では、スマホの代表的なやりたくないことといえば?
その1 機種変更にかかる煩わしい時間を減らす
まるで役所のようなオペレーションの携帯ショップで無駄なオプション入らされたり、待たされたり、話長かったりする。
その2 壊れたときの修理
そもそも、どこにいったらいいかわからない。iPhoneの場合、Apple Storeは予約で数日待たされる、行っても数時間かかる……。
その3 データバックアップの仕方がわかりにくい、データ移行が面倒くさい
さまざまなクラウドサービスあるが、2年に1回くらいしか使わないのに値段が高い。結局、使い方もわからない。
今や生活、仕事、プライベート、すべてにおいて必要不可欠となったスマホだけど、ざっと上げただけでも上記のような「やりたくないこと」が出てくる。そして、これらを解決できるスマホのいわば駆け込み寺的リーディングカンパニーってなくないか?
リーディングカンパニーっていうのは、簡単に言えば「〇〇といえば〇〇!」とすぐに思いつくレベルの会社ってことだ。
例えば、ハンバーガーといえばマクドナルド、コンビニといえばセブン-イレブン、クルマといえばオートバックスといったサービス(会社)のことだ。みんな不思議に思わない? 1人1台が当たり前なスマホのアフターフォローをできるリーディングカンパニーがないだなんて。
だから、レディオブックは「アイリメーカー」というブランドを立ち上げ、「スマホといえばアイリメーカー」と呼ばれるサービスを作っている。
そんなアイリメーカーのミッションは何か?
その1 時間を削減するサービスをつくる (例)もともと2時間かかる修理を15分で!
その2 時間の価値を変えるサービスをつくる (例)2時間かかるけど、その2時間を楽しい時間に変える!
通常のアイリメーカーでは、その1を主なサービスとして構築をしているけど、実は最近、一風変わった「パフェを食べながらスマホ修理ができるサービス」というのを立ち上げた。これは上記のその2をコンセプトにしたサービスで、その名も「Remake easy(リメークイージー)」。
実はこれ、先月クラウドファウディングを仕掛けたところ、Twitterでバズりまして初日で600万超え! あのダルビッシュ選手をはじめ、著名な方々がこぞってツイートやリツイートをかけてくれて大盛況となったのだ。
9月5日にレセプションパーティーを終え、9月14日のオープンに向けて現在はテストオープンをしている。
アメリカの禁酒法があった時代に、隠れ家として酒飲み場として使われていた「スピークイージー」からインスパイヤされて立ち上げた完全会員制の秘密基地。産地からこだわった旬のフルーツを使用した最高のパフェ。そこにシャンパンやワインといった高級感溢れるお酒を並べる。最高な時間をすごしながら、いつのまにかスマホが直ってる……。そんなサービスになってます(当然、スマホを直さなくても利用できます)。
現在おかげさまで会員売り切れ。もしかしたら追加で会員募集をかけるかもしれないので、僕のTwitterを要チェックしといてください!1980年生まれ。青森県弘前市出身。レディオブック株式会社代表取締役/CEO。大学卒業後、プロ格闘家としてデビュー。個人事業主を経てレディオブックを起業。2015年にオンデマンドiPhone修理ブランド「i+Remaker(アイリメーカー)」を⽴ち上げ、単独店舗で年商1億円達成。その後はオンラインサロン「やりやらタウン」の運営や、SNSで大きな話題となった会員制〆パフェバー「RemakeEasy(リメイクイージー)」の運営など、複数の事業を展開。会社としても年商14億円規模まで成長。F1レーシングチームのスクーデリア・フェラーリと公式パートナーシップ契約も締結している。ツイッターアカウントは@yugo_itagaki。著書に『やりたくないことはやらなくていい』(幻冬舎)
パフェ食ってるうちにスマホが直ってる!
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