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令和版ビーダマン!?「ボトルマン」が大人の心を掴むワケ

「1000円以内で遊べるため、家計にとっても非常にありがたいおもちゃ」

 意識するのは、「ツッコミ」を入れたくなる仕掛けだ。発表前には黒塗りのシルエットで商品全体を隠してPR。期待を膨らませるユーザー同士があれこれと語り合い、SNSで拡散。ツイッターの急上昇検索ワードは一時トップに立った。  「令和版ビーダマン」もその一つ。同社では決してそうアピールしなくても、ビーダマン世代の心に火を付けた。  「(ボトルマンは)ビーダマンより安全そうだけど面白さはそのままな感じで良いね!」「ビーダマン死ぬほど好きだった自分には最高に胸熱なホビーが生まれてしまった」など、SNS上では童心に帰ったような大人たちの書き込みが相次いだ。  デューさんが「(ボトルマンは)ビーダマンの後継ではありません」と前置きしつつ、こう語る。 「ビー玉自体も手に入りずらくなっているので、現代で商品化するのは難しいところがあります。一方、ボトルマンの弾は家にいっぱいあります。おもちゃとペットボトル1本という1000円以内で遊べるため、家計にとっても非常に優しいです」(デューさん)

「発射時の爽快感が大きな特徴。手に取って実感して」

山本 24日の発売まで残りわずか。デューさんたちが今気がかりなのは、メインターゲットとなる子どもたちの耳に入っているかだ。同社のYouTubeチャンネルで「キャップ革命 ボトルマン」のオリジナルアニメが配信開始されているが、新型コロナウイルスの影響で直接アピールする機会は減っている。アニメと連動しながら会場に足を運ぶイベント開催も構想していたが、コロナ禍で見直しが迫られている。  おもちゃの魅力について、デューさんは「あまり目立たなかった子がヒーローになったり、友達と一緒に遊ぶためのコミニュケーションツールになったり。楽しさ以上のものがあるのが、おもちゃです」と力をこめた。  その中でもボトルマンは「発射時の爽快感が大きな特徴。手に取って実感して欲しい」。かつてのビーダマンのようにシューティングゲームの歴史に名を刻む商品になるか。発売日直前を迎え、ボトルマンに一層注目が集まる。<取材・文・撮影/カイロ連>
新聞記者兼ライター。スター・ウォーズのキャラクターと、冬の必需品「ホッカイロ」をこよなく愛すことから命名。「今」話題になっていることを自分なりに深掘りします。裁判、LGBTや在日コリアンといったマイノリティ、貧困問題などに関心あります。Twitter:@hokkairo_ren
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