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「やる気なんてものは、子供にはない」という前提を理解しないと/ひろゆき

子供

「やる気なんてものは、子供にはない」という前提を理解しないと……

 IQは基本的に6割が遺伝で、残りの4割は生活環境だそうです。つまり遺伝で6割が決まって、親の提供する家庭環境で残り4割が決まるということなので、両親を見れば子供の限界も見えてしまうような気がします。  しかしながら、自分が勉強や努力をしてこなかったのに、子供には過剰に期待する親というのは少なくないようで。「子供にやる気を出させる、うまい方法はないのか?」というのを考えたりするみたいですが、子供にやる気を出させる万能な方法なんてものはありません。  昔から子育てに関する市場は存在していて、「上手なやる気の出させ方」みたいな書籍もあったりしますけど、それは雨乞いと一緒です。雨乞いをしてうまくいった人は雨乞いのおかげと思い込むわけですが、実際は雨乞いをしても雨が降らないことが多いのですね。

いくら環境を用意してもやる気を出さない子供も

 もし、子供のやる気の出し方が確立しているなら、世界中の教育学部で教科書になっているでしょうし、世界中の学校で導入されて、みんなが努力して高学歴になっています。でも、そうでないということは、答えがないということなのですね。  よく、やる気を出させる方法として、子供が意識しない状態で環境をつくるとか言われています。例えば医者家系だと、子供は意識せずに自分も医者になると考えるというものですが、当然反発して医者にならない人もいます。もちろん、環境があればやる気を出す子供もいると思いますが、だからといってうまくいかないときもあるので、環境を用意すればなんとかなるものでもないですし、いくら環境を用意してもやる気を出さない子供もいます。
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我慢強く地道に試していくしかない
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