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RPGの主人公は必ず自分の名前に。名前に対するこだわりは社名も一緒

青森県で生まれ育ち、渋谷の片隅で仲間とやりたいことだけやろうとしていたら、F1レーシングチームのスクーデリア・フェラーリと公式パートナーシップ契約を結んでしまったレディオブック社長YUGOのジェットストリームのような日々のお話……。  まるで日の丸を背負った気分。大袈裟かもしれないけど率直な感想だ。  12月12日、13日に行われた今シーズンのF1最終戦アブダビGPで、フェラーリのF1マシンに再び弊社レディオブックのロゴが載った。何度かこの連載でも説明しているが、フェラーリに日本企業のロゴが載るのは13年ぶり。現在、日本企業でパートナーシップ契約を結んでいるのはレディオブックだけだ。
レディオブック

サイドの「R」がレディオブックのロゴ!

 自分で立ち上げた会社、自分で名前を考えて、理念やフィロソフィを込めて作ったロゴが、世界トップのブランドであるフェラーリの車体に堂々と刻印されて、F1というモータースポーツの最高峰のステージで一緒に戦っている……。こんなを経験できる人って、この世の中に何人いるんだろうか?  自分を俯瞰してみたときに、やっぱこれは凄いなと。宝くじが当たる確率どころじゃない。全世界に数千万から下手したら何億という数の会社があって、そのうち「フェラーリに選ばれる会社って何社なの?」と考えたら、そりゃあとんでもない天文学的な確率になる。  事業をはじめて、お金が人件費ですぐに溶けて、そして1人になって、借金や未払い金をシコシコ返済して、取引先に謝りながらも、なんとか持ち直して今に至る僕。それでもレディオブックという名前をどうしても捨てたくなかった。なんでなんだろうか?

ロールプレイングゲームの主人公は必ず自分の名前にしてきた

 自分は昔から「名前」に対する思い入れが強い。ロールプレイングゲームの主人公も自分の名前を入れないと気が済まないし、苗字で呼ばれることが好きではなく、なぜか名前で呼ばれることにこだわってきた。  それは会社も同じ。なんかレディオブックという名前が自分の名前と同じくらい気に入っていて、これを捨てたくなかった。どんなに苦しい状況になっても、会社を破産させずに、なんとか持ち直したいと思えたのは、自分で決めた名前だから。実はこれが大きいポイントだったかもしれない。
レディオブック

レディオブックのかっちょいいロゴと名刺

 そんななかで、掴んだこのチャンス。あのとき、レディオブックの名前を捨てていたら、幻冬舎からの書籍化もなく、デザイナーの前田高志さんと出会ってロゴを作ることもなく、そしてそのロゴがフェラーリのF1マシンに載ることもなかったんだと思う。  そう考えると感慨深いし、フェラーリに選んだもらえたという誇りを胸に、日本を代表するような会社になっていきたいという想いもまた芽生えた。  2020年のシーズンは終わったけど、2021年もフェラーリとの関係は続くと思う。もっともっと新たな可能性を追求しつつ、日本企業にレディオブックあり、と言わしめるようなデッカい会社になる!!1980年生まれ。青森県弘前市出身。レディオブック株式会社代表取締役/CEO。大学卒業後、プロ格闘家としてデビュー。個人事業主を経てレディオブックを起業。2015年にオンデマンドiPhone修理ブランド「i+Remaker(アイリメーカー)」を⽴ち上げ、単独店舗で年商1億円達成。その後はオンラインサロン「やりやらタウン」の運営や、SNSで大きな話題となった会員制〆パフェバー「RemakeEasy(リメイクイージー)」の運営など、複数の事業を展開。会社としても年商14億円規模まで成長。F1レーシングチームのスクーデリア・フェラーリと公式パートナーシップ契約も締結している。ツイッターアカウントは@yugo_itagaki。著書に『やりたくないことはやらなくていい』(幻冬舎)

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