エンタメ

千原ジュニアが語る、“流行語”の難しさと面白さとは?

志村けんさんとジュニア親子の数奇な縁

――やはり流行語を生みだすのは容易ではない? ジュニア 亡くなった志村けんさんの「アイーン」なんて、言葉が社会に根付くことの難しさと面白さを現した最たる例だと思うんですよ。  もともと「アイーン」という言葉はなく、志村さんはサイレントであのポーズをやられてました。そこであの動作に何か言葉を付けよう、僕の同期であるFUJIWARA原西とバッファロー吾郎のA先生が「アイーン」というフレーズをつくった。それが広まり、ナイナイ岡村くん経由で志村さんの耳に。それを志村さんが使い出し、あのギャグは完成したのです。  それからどういう運命のいたずらか、志村さんが亡くなりその追悼番組を観た僕の息子が、最初に発した言葉になったんですよ。もっといえば志村さんのデビューというのが74年の3月30日、つまり僕の生まれた日なのです。  そして亡くなられたのが、僕の誕生日前日の3月29日。僕が生きてきた人生と同じ長さである46年間の芸人生活をまっとうされ、その追悼番組で僕の息子が「アイーン」と初めて言葉を覚えた。この輪廻というかつながりというか、段々「こいつ、志村けんの子どもなんちゃうか?」みたいな(笑)。  何か言葉にできない衝撃を覚えましたね。 <取材・文/村橋ゴロー>
―[大J林]―
<著者プロフィール>

’74年3月30日、京都府生まれ。15歳で実兄せいじと千原兄弟を結成。現在は『にけつッ‼』(読売テレビ)、『世界くらべてみたら』(TBS)、『千原ジュニアの座王』(関西テレビ)、『千原ジュニアのヘベレケ』(東海テレビ)、『千原ジュニアと九州で人気番組を創る番組』(九州朝日放送)、『ABEMAニュースショー』(ABEMA TV)など数多くの番組にレギュラー出演中。 YouTubeチャンネル『千原ジュニアYouTube』、『ジュニア小籔フットのYouTube』も配信中。『週刊SPA!』誌上では直筆4コマ漫画「囚囚囚囚」を連載中

『大J林』

『残念な〇〇』、『捨て左折』など数々の造語を生み出してきた奇才・千原ジュニアが放つ辞書風エッセイ



1
2
SPA!編集部が「人生後半を賢く楽しく生きる」をテーマに厳選した記事をメルマガ会員限定で毎週金曜日にメールでお届けします。仕事・お金・性・人間関係…人生を豊かにする秘訣が見つかります。無料・10秒で完了です。
無料でメルマガ登録する⇒⇒
※登録後、メール認証が必要です。受信した認証メールをクリックして、登録を完了させてください。
※認証メールが届かない場合、迷惑メールに入っているか、メールアドレスが間違っている可能性があります。再度ご登録ください。