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70歳まで働く自分が想像つかない…「老後も自分で稼げ」と国は言うけれど

残りの会社員人生にどんな不安がある?

70歳まで働く

写真はイメージです

 とはいえ、現役世代にとっては定年はまだ先の話。「残りの会社員人生にどんな不安がある?」を調べると、「70歳まで働くのは想像つかない」が最多だ(Q2参照)。 「上司や先輩にも前例がないため、見当がつかない」(52歳・運輸) 「自分がいる自動車業界は変革期を迎えているが、その波に乗り遅れそうな自社が30年後も存続しているのか」(54歳・メーカー) 「年々、退職金が減らされているので不安。自分が退職する20年後には、制度そのものがなくなっているのでは」(51歳・商社) Q2.今後の会社員人生にどんな不安がある?(複数回答) ①70歳まで働く自分が想像つかない……103人 ②再雇用で年収が大きく減りそう……84人 ③今の会社を辞めても転職先がない……54人 ④早期退職などで定年までにリストラされそう……46人 ⑤成果をずっと出し続ける自信がない……31人 ⑥自分のスキルや経験が陳腐化しそう……27人 ⑥退職金が減ったりなくなったりしそう……27人 ⑧今より上位のポストに就けなさそう……26人 ⑨定年まで今の会社にしがみつけなさそう……25人 ⑩再雇用後に年下が上司になるのが不安……7人 対象/勤続10年以上の45~55歳正社員男性(調査期間は1月10~15日)

70歳まで働くことが世の中のスタンダードになる

高齢者 不安要素を挙げれば切りがないが、国が諸手を挙げて「70歳まで働け」と声高に叫んでいるのは間違いない。 「厚生労働省が示したパンフレットからも、まだ企業がどうするべきかが不透明で、『70歳まで働くことが世の中のスタンダードになる』という風潮はもはや不可避です。そして団塊の世代が75歳以上になる’25年には、さらなる制度変更が待ち受けているんです」
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労働環境の大きな節目になる「2025年問題」とは?
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